アニメ「セントールの悩み」 なんか平等が重い

アニメ「セントールの悩み」を観ました。

面白かった!もしかしてこれけっこう真面目な内容?って思いました。

内容

亜人系の女の子の日常の話。

現在の世界のような、四肢が発達した生態系ではなく、六肢が発達した生物が栄えた世界。六肢の発達は多様に分岐して、四肢+羽根、もう一対の足、角とかになった。

主人公は、人馬の女の子「ひめの」。友達には竜人(悪魔っぽい見た目)の「のぞみ」、角人(ヤギっぽい見た目)の「きょうこ」。あと翼人(天使っぽい見た目)の「委員長」とか、南極蛇人(頭が蛇)の「ケツァコアトル・サスサススール」とか。

いろんな人種が、普通に一緒に暮らしている。見た目以外は普通の女の子の、高校生活の話。

全12話。

感想

かなりおもしろかった!

SFと萌え要素

今とは異なる生態系というSFちっくな設定と、頭に耳が付いてる女の子の萌え要素(古いか)の合わせ技が結構よかったと思います。

六肢が発達して羽根とか角って多少ぶっとんだ設定です。猫耳、しっぽは当たり前です。六肢とか関係ないじゃん!亜人女子にしたいだけじゃん!っていう突っ込みは無粋です。こまけぇこたぁいいんだよ!!

観てるうちに人馬も気にならなくなってくる不思議!かわいい!

OP/EDがよい

OPのどたばたしてる感じが、わたしは結構好きです。

OPの最後、ひめのちゃんが走ってるシーンが、人馬が走るときっとこういう感じなんだろうと思わせる動きで、やたら感心した。アニメすごい!

真面目な設定

細かい設定の解説がちょいちょいあって、人馬のトイレ事情とか、蛇人は咀嚼しないとか、しっぽがあるからパンツ・スカートに穴が空いてるとか。

違和感があるわけではないですが、悪い印象ではなく、これは何を目指してるアニメなんだろうかと思います。

みんな悩んでいる

で、生態系の設定に頼り切るわけではなく。登場人物のそれぞれの暮らしが、なんかいろいろとあっておもしろかった。みんなそれぞれ普通に暮らしていて、まあ人生いろいろあって、みんな大変だなあと変にしみじみしてしまいました。

例えば、委員長が、母親が居なくて4人の妹の世話をしてて、父親は仕事半分で絵描きとしての夢を追い続けてて、みたいな感じ。なんというか、見た目が天使なのに妙に生活力があったりで……。

そんな感じで、みんなそれぞれに普通に事情があり。なんだか、しみじみとしてしまいました。人種うんぬんよりもむしろそのへんの人間模様がおもしろい。でも亜人関係ねえ!

ディストピア感

この世界は平等が強く強要されています。

人種によって差異が激しいところから逆に、人種差別的なものにはすごく厳しい。特定の人種をディスったり、人馬に乗るだけでアウトだそうな。そういう法が定まる前の話もちらっとありますが、ディストピア感がすごい。

見た目がこんなに違うのにみんな完全に平等に扱うって無理あるだろって思いますが、現代社会も突き詰めればそういうことなんですかね。不平等を罰することで平等が強制されている感じが、ちょっと怖い感じです。

それが普通の世界なので、みんな飄々としてますが。みんな平等ってむずかしい。男っぽい女の子とか、女の子が好きな女の子とか、そういうことですかね。

まとめ

アニメ「セントールの悩み」を観た感想でした。

ケンタウロスの女の子ってなー と思わず、観てみることをおすすめしたい。でも姫乃のお尻マウスパッドってどういうことなの……。


2020/12/11アニメ,感想

Posted by hircos