アニメ「BEATLESS」 オチはひねってほしかった

2023年9月23日

アニメ「BEATLESS」を観ました。

面白かったけど、もう一捻りほしかった。

内容

お人好しな少年とアンドロイドの少女が出会い、世界を変えようとする話。

AI技術の進歩により機械化が進んだ世界で、人間は「hIE」と呼ばれる人型ロボットを使い社会の自動化を進めていた。

ある日、主人公「遠藤アラト」は事故に巻き込まれ、そこでhIEの「レイシア」と出会う。事故を治めるためレイシアとオーナー契約したアラトだったが、その後に、レイシアは超高性能AIが作り出した「人類未到産物」と呼ばれる超性能なhIEであることを知る。

ある事件により世に放たれた人類未到産物hIEは全部で5体、それぞれ超性能を持ったアンドロイドが意思を持って人間社会と様々な形で接触してゆく。アラトとレイシアも同様に社会と関わることになり、そしてその中で、人間とその道具の関係、望む未来がどんなものなのかを選択していくことになる。

全24話。

感想

おしい。もうちょっと何かあったらすごかった。たぶん。

どんでん返しがあってもよかった

結構長い話なんですけど、途中どこかで派手などんでん返しがあってもよかったなーと、観終わってみると思います。

題材は面白い、キャラもなかなか、なんですけど、最初から最後までテンポがあんまり変わってない。ちょっと飽きちゃうのがもったいないと思いました。

オチも特に驚きのあるものでもなく……なんかもっとグワーッときてほしかった!

題材が面白い

SFではありますが、ぶっ飛んだ内容でもなく、将来的にもしかするとこうなるかもしれない未来像の範疇だったのが良かったかも。

ぶっ飛んだ設定もいいですが、想像できる未来像は考えさせられるところもあり、それは面白かった。とっくの昔にAIの知能が人間を超えてしまってる世界で、人間ってなんなんだ?ってのは、なかなか面白い問いかけでした。

どこまで行ってもロボットだ

至って真面目な話なので、レイシアらはどこまで行ってもやっぱりロボットであり道具です。本人も心や魂は無いと言ってますが、最初から最後までロボです。

これは何かっつーとですね、ボーイミーツガールだ何だと言っても、ロボはロボなんですよね。だから美少女とのイチャコラシーンとかないんですよ。何がボーイミーツガールだよ期待させやがって!暖簾に腕押しとはまさにこのこと。

なので、近未来を題材にした至って真面目な話ですので、邪な考えは捨てて真面目に観ましょう。

人間もぶっ飛んでる

人間の方はといえば、アラトの周りがなんかぶっ飛び野郎ばっかりです。次の回にいったらいきなりなんかやらかしてたり、ちょっと場面が変わると急にドタバタしてたり……。

テンポ一定かと見せかけてちゃんと観てないと訳分かんなくなります。落ち着けマジで。

まとめ

アニメ「BEATLESS」を観た感想でした。

まあまあ面白かったんですが、考えてみればBEATLESSってタイトルはどうなん?


広告