家庭内ワンオペ 家にいればいいということではない
今回は家庭内ワンオペについて書きます。
家庭内ワンオペとは、大人が2人以上いるにも関わらずワンオペになってしまっているということ。私が作った造語です。
家庭内ワンオペとは
まずは家庭内ワンオペについて詳しく書きます。
大人が2人いるのにワンオペ
実は結構あるあるなのかもしれませんが、大人が2人いるにも関わらずワンオペになってしまっていることってありませんか。
ママが子どもの相手しながら料理してる間、パパはぼーっとしてるとか。パパが子どもを相手にしつつ洗濯物を干してる間、ママがぼーっとしてるとか。こういうのって、ワンオペじゃない?
休憩とは違う
もちろん人間ですので、ずっと働き続けるのは無理があります。しばし相手に任せて休憩するということもあるでしょう。
ただ家にいるのにずーっと休憩しっぱなしでは戦力になってません。結果的にワンオペです。
つまり、家事育児というのは家にいればいいというものではなく、戦力になる大人が1人であればそれはワンオペということです。大人が複数人いるにも関わらず実働1人では、それは家庭内ワンオペなのです。
家庭内ワンオペについて思うこと
私はいま2人の子どもの父親であり、働いているわけですが、そんな私が家庭内ワンオペについて考えたことをまとめます。
というかぶっちゃけ、私が家庭内ワンオペになりがちなのでいやだなーという話です。
帰ってきたらあとはお任せ
仕事に対する時間のかけ方について性差がなくなってきたとはいえ、まだまだパパが働く時間が長い家庭が多いように思います。パパが働いている間はママがワンオペ。
じゃあパパが帰ってきたらどうするか。ここで言いたいのは、バトンタッチでパパがワンオペでママは休憩っておかしくない?ってことです。
長く働いてるパパが偉い!だから家事育児は免除すべき!というレベルの話ではなくて……働いて帰ってきてすぐワンオペ、って働きすぎじゃない?ということです。
仕事とワンオペを比べたら圧倒的にワンオペのほうが大変!とかいう話でもなくて……2人の労働配分が変になってませんかということです。
いつもがんばっている妻を労うべき!とかいう話でもなくて……
明日やろうはバカやろう
以前どこかにも書いたような気がしますが、【家事において「明日にしようよ」と言える者は、明日自分でやる者だけである】ということです。
家庭内ワンオペ中に言われがちなセリフですが、「明日でいいよ、今日はもうやめておこうよ」と言うのはとても簡単です。言われた方だって「ま、いいか」と思うでしょう。皿洗いだって洗濯物だって、今日やらなくても死ぬわけではありません。明日への先送りは現状を解決できる魔法です。
しかし、明日その仕事をやるのは誰なのか。先送りの代償を払うのはいったい誰なのか。
明日は明日の仕事があります。明日やろうは総じてメリットが少ないです。その日の家事はその日のうちに。そのためにも2人で協力を……。
せめてどちらかを
そもそも、子どもの相手をしながら家事をやるっていうこと自体が無理のある話です。家事は家事、子どもは子どもで担当を分けたいところ。
子どもの希望もあることでしょう。パパがいい!ママがいい!はよくある話ですが、選ばれなかったほうがぼーっとしてていいわけではありません。やることは沢山あるでしょう。
仕事を家に持ち込まない
そもそも仕事を家庭に持ち込んでいては話が別です。家庭内ワンオペを防ぐにあたっては、家にいればいいっていうことではありません。戦力にならなければいないも同然。仕事やってる場合ではないんです。
仕事を家に持ち込まないというのは本人の精神衛生上も大事なことですが、家庭にとっても同じです。
まとめ
家庭内ワンオペについて、いろいろと書きました。
「ワンオペしてる間、手が空いている方は休憩」というのはもちろん分かります。ツーオペだとしてもずっと続けるのは疲れるので、合間に休憩するというのは必要だと思います。
しかし、その間に苦労を誰かに押し付けていないかを考える必要があると思います。