アニメ「時間の支配者」 異能力バトル系と思いきやバトル少ない
アニメ「時間の支配者」を観ました。
おもしろくなかった!
内容
人の時間を喰う「計(けい)」というモンスターと、異能力者たち「クロノスルーラー」が戦う話。
主人公「ヴィクト」と「霧」はクロノスルーラーで、「時の契り」というデバイスを使って時間を操り、計と戦う。
実はヴィクトは霧の父親で、計に時間を喰われて若返っていて、二人は同い年くらいの見た目。
ヴィクトの喰われた時間を取り戻すために二人で計と戦う。
全13話。
感想
これはおもしろくない!13話がすごく長かったです。
ストーリー
ストーリー進行についてですが、脈絡がないことが多々あります。何でもそうですが、フィクションとはいえ「なんでそうなんの!?」って思うところがあるのは残念。
それと、これは盛大にネタバレなんですけど、けっきょくボス倒せません。「おれたちの未来はこれからだぜ!」つって。
まあ最後の方、急にペース落ちるので「あ、これは……」と予想してしまいます。
バトルシーンに気合がほしい
バトルシーンは力を入れるところがちょっとずれてるというか……炎とか水とかの時間を操って(うーん?)戦う異能力バトル系なんですけど、バトルシーンがしょぼい。バトルシーンというのは本当に難しいもんで。
さらに、バトルシーンで回想を挿入して流れをぶった切る潔さ。あかんて!
時間系の能力は悪くないと思うんですが、せっかくの異能力が完全に死んでいます。
そしてどうでもいいようなシーンに時間をかける。こ、これがクロノスルーラーの力なのかー!
元気がなくてションボリ
後半の方は長らく主人公 ヴィクトが凹みっぱなしで、なんかつまんない……元気がなくなって、もにょもにょする話が長い!
設定よくわかんない
設定もぐずぐず。
話に出てくるクロノスルーラーはそれぞれ、何かしらの媒体 (水とか炎とか) の時間を操れる能力があり、媒体の時間を加速・減速できる、と。トランプを減速すると盾になるし、水を加速して弾丸みたいにできる、と。はあ、そういうもんですか、と。
でも拳から炎がゴーっと出たり、風を足場にして宙に浮いたり、だんだんやりたい放題になってくる。 あかんて!
ていうかトランプて!トランプを武器にするのはFF6のセッツァー以外は認めません。 たいしてギャンブラーでもないくせに!
敵がホロウっぽい
そして、敵である計にも物申したい。
人の時間をたくさん喰った計は人間に近くなる、と。で、強い計は口とか手からビームが出る、と。
それBLEACH! ホロウも強いやつは人みたいになるし、セロっていうビーム出すよ。 あかんて!さすがにヴィクトが卍解することはありませんでしたが、霧はだんだん石田に見えてきます。
画・音楽
ヴィクトの顔がちょっとぶれる気がしましたが、まあ普通です。
EDがやなぎなぎで、いい曲でした。というかEDが一番よかった!でもやなぎなぎ出すぎ!でもいい声!やなぎなぎなぎなぎ!
まとめ
アニメ「時間の支配者」を観た感想でした。おもしろくなかった!すみません。
やっぱ時間って題材はむずかしいよね。