アニメ「異世界はスマートフォンとともに。」 やりたい放題のハーレムアニメ

2024年1月28日

アニメ「異世界はスマートフォンとともに。」を観ました。

これはひどい。潔く、作者のやりたい放題です。

内容

神様の手違いで死んだ少年が、異世界でスペックアップして生き返る話。スペックアップしまくっているので異世界で活躍しまくり、さらに女の子にモテまくって暮らす。

生き返る時にスマートフォンを所持したまま異世界転生し、異世界でそのスマートフォンがマジカルアイテム化するのでこんなタイトル。

全12話。

感想

もしかして作者の憧れを表現してるんじゃなかろうか、という主人公です。

欲望がむき出されている

まあとりあえず、まずよくわからず死ぬ。そして魔法の才能やら体術やらの能力がすごいアップして異世界デビュー。そのスペックによってすごいことができちゃうので、女の子にモテモテ。しかも一夫多妻制なので、みーんなまとめて嫁にもらっちゃうみたいな展開。

これは何と言いますか、他人の欲望を観ているような気分になります。しかも主人公は、人を助けても「当たり前のことです」とか、好意を寄せられても気付かないとか。性格も優柔不断で、女の子に言い寄られてもはっきりしない。ベタベタの優しい主人公。「こうだったらいいのにな」ということをぎゅうぎゅうに詰め込んであります。

ストーリーに意味などない

ストーリーに特に意味はなく、主人公の能力を発揮するために物事が進行します。潔し!

スマートフォンはあってもなくても

タイトルにあるスマートフォンはおまけです。ちょいちょいいじりますが、タイトルにするほど重要なファクターではない。

ぶっちゃけスマートフォンはあってもなくても、高スペックの主人公には大した問題ではありません。

女の子たちについて

なにより、大したきっかけもなく主人公を好きになっていく女の子たち。うーむ……。

すごくエロければまだいい。まだ許した。でも全然エロくない。女の子の純粋な「好き」が溢れているので余計にタチが悪い。有体に言ってしまえば、ちょっと気味が悪い。好き好き言うロボみたいなのだ。エロければまだよかったんだ!もっとエロければな!!!!

でもなぜか観てしまう

しかしこれを全話観ることができたのはなぜだ。途中で辞めなかったということは、おもしろかったということなのかしら。自分でもよく分かりません。

しかし、何か文句を言うにも、一通り観ないと失礼かと思ったのは事実あります。文句を言うために全部観たわけではないですが、上記の感想は話が進むにつれて強まる。まー最後の方はひどいもんです。さらに次期の布石まで打つんだから参りましたよ。

普段、他の人の感想とか気にならないんですが、これに関してはちょっと見てみようかな。もしかしてわたしだけなのかしら。そのくらい「こんなのっていいの?」と思わせられる作品です。そもそもこんな文句言うのも無粋なのかな、とも思ったりします。

まとめ

アニメ「異世界はスマートフォンとともに。」を観た感想でした。

ひどいハーレムなので、ひどいと分かってて観るのがおすすめです。


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