アニメ「バチカン奇跡調査官」 奇跡といいつつ謎解き要素強め
アニメ「バチカン奇跡調査官」を観ました。
まあまあでした。名前からもなんとなく察する通り、宗教色が強いです。
内容
世界中の奇跡を調査する二人の神父が、いろんな場所に行って奇跡を調査する話。
頭が良くて科学的な平賀神父、古文書と暗号解読が得意なロベルト神父の二人が主人公。バチカンだし神父なので宗教色が強く、奇跡の内容もキリスト像やらマリア像やら神やら悪魔やら。
全12話。
感想
まず、わたしはキリスト教徒ではありません。
おふざけ一切ナシだ
なんというか、まじめな話でした。奇跡といいつつ結構科学的なオチが多く、ゴッドパワーとか出てきません。
そして何より、全くふざけない。おふざけシーンが無いアニメを久々に見た気がします。いやおちゃらけてるのかもしれませんが、品が良すぎて笑えません。これは笑えないから面白くないということではなく、そういう世界観ということ。
謎解き要素
流れとしては、奇跡というか事件が起きて、バチカンに奇跡認定の申請が来る。で二人が現地に赴き、その事象が本物の奇跡かどうかを調査。ネタバレっちゃネタバレですが、奇跡が認定されることはなく、いつも科学的に根拠のある現象というオチ。
もちろん淡々と調査するだけでは話にならないので……いつもなにかしらの刑事事件が絡み、純粋に奇跡の調査だけに留まらず。神父である二人が奇跡以外の調査に精を出し、結果として奇跡も調査できる という感じ。いろんな要素が絡み合って一つの奇跡になっているので、謎解き要素があって飽きないです。得意分野が異なる二人の活躍ぶりが良い。
種明かしが科学的にどうかという点は微妙ですが、特に無理やりな感じもないので、不満はないかな、と。
奇跡が少ない
ただ、全12話のうち、調査する奇跡は3つ?くらい。ひとつひとつの謎が深いということですが、正直少ないと思った。
でも1奇跡/回のペースで片付けられると、奇跡が軽くなっちゃうので、それはそれで嫌だけど……かと言ってもっと続いた方がいいかと言うと、そうでもないような……なやましい。
余談ですが、程度は全然なんでしょうけどこれってBLやん?随所にそれっぽいシーンがありますし、絵柄がね。なので、女の子いません。
まとめ
アニメ「 バチカン奇跡調査官 」を観た感想でした。
女の子でてきませんが、謎解きはけっこう面白い。