素人がおすすめするトロンボーンの練習方法 おじさんもうまくなりたいんだ

2024年4月10日

トロンボーンを練習するにあたり、良かった方法を紹介したい。

前提

わたしはプロではないし、高校のときに全国大会に出場するような名門だったわけでもない。うまいかと言われればよくわからないし、程度を示すようなものもないので、伝えるのは難しい。

さらに言えば、楽器はほとんどトロンボーンしかできない。もしもピアノが弾けたなら と何度も思ったよ。

もちろん理論もサッパリさ。雑草魂です。

もしそんな小中高生、これから始める大人がいたら読んでほしいと思って書く。年寄りの話は聞くもんじゃよ。

基礎練習

基礎は3つ。

  • ロングトーン
  • リップスラー
  • タンギング

ロングトーン

ロングかどうかはどうでもよくて、音の長さ、大きさ、出だしと終わりが思い通りにコントロールできること がゴールです。

かつて、可能な限り長く音を出すという練習をしてたことがあったが、肺活量が鍛えられるわけでもなく、大して成果はあがらなかった。こういうのは頭を使わないとダメで、どういう練習をしようか決めてやるのがよいです。

オススメの工夫は、極小音量でやってみたりすること。

あと出だしはタンギングしないようにするのが上手くなる気がする。タンギングして音を出すのは簡単だからさ。

それと半音ずつ上がったり下がったりするのは精神的に苦痛なので、スケールがよいです。

リップスラー

タンギングしないで音を上げたり下げたりするやつ。説明しにくい。トロンボーンだとBFBF(ドイツ読み)みたいなのを、タンギングしないでやるやつ。

経験上、これをまじめにやると、すごい上達すると思う。この練習こそ工夫が大事で、いかに自分ができなさそうなパターンを考えるかがポインツ。

例えば。

  • テンポ早く
  • 音を一個飛ばし(B→下のB→B→上のF とか)
  • リップトリル (みたいになるように努力するところから)

きっとトロンボニストは自分のオリジナルリップスラーパターンを持ってるものじゃないでしょうか。

タンギング

舌でトゥクトゥクするやつ。ちょっとした曲とかで練習した方がよさそうなので、パターンはあんまりない。

  • トゥートゥー
  • トゥクトゥク (ダブル)
  • トゥトゥクトゥトゥク (トリプル)

くらいですかね。書くと異様だなこれ。

応用練習

上の基礎は一人でみっちりやるとして、応用練習ということでおすすめなのは下記のとおり。

  • スケール
  • 適当な教本
  • 二人で和音とか

スケール

いや正直スケールの重要性がいまいちピンと来てないんですが、いろんな人が大事って言ってた。

あとこれを応用と言っていいのか微妙ですけど、わたしの中では基礎体力作りではなくテクニックの括りなので、まあいいか。

きっと全調やったほうがいいでしょうね。アーバンか何かに、いい感じにまとまってるページがあったので、そういうのを持っておくのが見やすくておすすめ。

適当な教本

吹奏楽に詳しい人って、やれアーバンだティップスだ3Dだ朝練だ と、なにかと語りたがるよな。あれがいいこれはダメと。きらい!吹奏楽部ノリきらい!……でですね、教本は何でもよいと思います。

短い曲みたいなやつがたくさん載ってる方が楽しいです。わたしは高校生のときに部室に落ちてたアーバンを借りパクしてました。分厚いやつは使いにくいんだよな。

二人で和音とか

ぼっちには厳しい……ですが、二人で一緒に練習すると上手になります。

三人だとちょっと多いけどギリOK。それよりも多いと悪かった時に誰が悪いのかわかりにくくなるのでコントロールしにくいです。あと人を集めるのがめんどくさい。

トロンボーンは和音の練習とかすごい楽しい。3Dっていう教本にいろんな調の練習曲があるのでおすすめです。

でも今は自分で録音して、自分の音とアンサンブルが簡単にできちゃいますものね。そのうちやってみたいと思っています。

その他の思うところ

メトロノーム至上主義

メトロノームは絶対使わないとダメです。使わない人がいるところにはいますが、シンジラレナーイ。

使わないで練習しても意味がなくはないですが、効果がダンチだと思う。

練習って、いかにやりにくいことを探してやるか、限界までやるか、というのが肝だと思うんですよ。筋肉と同じです。

テンポキープできるようになるだけじゃないので、是非。

筋肉至上主義

いや何言ってんだって感じですが、音楽をやる人って頭でっかちな人が多いと思うんですよね。

これ完全にわたしの偏見だし、周りがたまたまそうだっただけかもなんですが、なんというか理屈をこねくり回す人が少なからずいたもので。

そういう点では、脳筋ってすばらしいですよ。己の鍛練のみに集中し、上達のために練習する。困難な課題を自らに課し続けるそんな精神。これこそが、わたしの考える筋肉至上主義です。

ちなみにわたしは、立ちあがった状態から深く深く腰を落としてロングトーンをする練習を取り入れたところ、「何の練習してるんだ」を言われたことがあります。これこそが、筋肉至上主義です。

理論に詳しい人への僻みではないです。理論を知らなくてちょっとばかにされたとかじゃないです。

プロのまね

文字通り、プロをコピーするってことです。

これわたしも未だあんまりやったことないんですが、もっと早くやってみたらよかったなあと思います。すごい難しいけど、楽しいしね!

東京スカパラダイスオーケストラとSAKEROCKの曲をやりたいです。そのくらいしか知らない・・・

↓これがあれば音源と一緒に吹けるので、気分はもうハマケン!

まとめ

素人がおすすめするトロンボーンの練習方法についてでした。

わたしが書いたところで信憑性のカケラもありませんが、いつかYouTubeに演奏動画をあげて億万長者になった暁にはプロを名乗りたいです。

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