子どもの癇癪への対応 泣いたら交渉決裂
娘が癇癪を起したことについて書いておきたいと思います。
娘の癇癪はさほど強くないので、子どもの癇癪にお困りの方にはさほど役に立たないかも?
でも参考になるようなところがあれば嬉しいです。
娘の癇癪
まずは娘の癇癪について、分析してみたいと思います。
そもそも癇癪とは
子どもの癇癪と言えば、大声で泣き叫んだり、暴れたり、寝転がってイヤイヤやるあれですね。
「お菓子を買ってほしい」とか、「もう歩きたくないからだっこしてほしい」とかのときに発動するみたいです。
娘の癇癪の理由
現時点で、娘は5歳。
癇癪の直接的な理由は「息子 (2歳) より歯磨きの仕上げを早くしてほしかった」です。
娘はゲームをやっていて歯磨きを渋っていたので、息子に負けてしまったのでした。
くだらん・・・ですが、何だって理由になり得るのが癇癪ですからね・・・
余談ですが、うちでは既にゲームをやらせています。
さらに言えば、最後のトリガーが歯磨きの敗北だったというだけで、実は彼女の中で積もり積もった結果なんだと考えています。
・前の日に私の実家から帰ってきたばかりで疲れている
・今日はパパと遊びたかったのに遊べなかった (私の妄想です)
・もっとゲームしたかった
・じいちゃんばあちゃんが遊びに来る予定がキャンセルされてガッカリしている
現時点では、以上のようなストレスがかかっていると思われます。
これらが蓄積されて、歯磨きの敗北により決壊したみたい。
癇癪への対応
娘の癇癪に対してどうしたか、紹介します。
家の中、それほど強くない癇癪、といった条件は各々あるとは思いますが、一例として。
泣いたら交渉決裂
これめっちゃ大事だと思うんですけど、泣いてる時に何かしてあげちゃダメだと思います。
泣いた時点で、即、交渉決裂です。
子どもだって「泣けばもらえる!」って学習しますよね。
泣く → やってもらえる
泣く → やってもらえない → もっと泣く → やってもらえちゃう
この繰り返しです。
泣いて何か達成したら、次は達成するまで泣くようになるのは当然だと思いませんか。
だから、一番最初に心を折るのが一番楽ですし、本人のためです。
「泣いてもムダ」だと分かってくれていれば、お互い余計な労力を費やす必要もなくなります。
会話できるようになるまで待つ
泣いて暴れてるので、まずは会話できるようになるまで待ちます。
いつもこうなので、「お話できるようになったら言って」と声をかけると、泣いて暴れながらうなずく娘。
お互い慣れたもんです。
気持ちが既に決壊してるので、無理やり静かにさせるよりはこのほうがいいかと思って、こうしています。
本気で暴れるのは体力が必要なので、まあ10分は持ちません。
理由を自分で話してもらう
静かになったら、いよいよ会話を試みます。
このとき、考えていることを自分で話してもらうようにしています。
「~が嫌だった?」「~したかった?」とか、回答は用意しないように。
相手に察してもらうのを待つんじゃなくて、ちゃんと自分の気持ちを自分で説明できるようになってほしいからです。
むせび泣いてるので、自分で話すまですごく時間がかかりますが、ここはがんばって待ちます。
30分くらいかかります。長い・・・
説教じみたことはしない
自分で話してもらった後は、説教とかはしません。
「じゃあ次は泣く前に言ってくれい」くらいで終わらせます。
ここでクドクドと「あのときこうすればよかったのにあなたはこうしたからダメだった」みたいに言われるの、嫌じゃん。
やられて嫌なことは相手にもしない。 そういうことです。
暴れた後は既にちょっと凹んでるので、そっとしておいてあげましょう。
きれいさっぱり。 すぐに元気になります。
大人はめっちゃ疲れる
子どもは暴れてすっきりしてるみたいですが、対応する大人はめっちゃ疲れます。
癇癪を起こすのってだいたい、もう疲れてる夜でして。
大人だって疲れてるんだもん!
この対応でいいのかどうか自信もないし、将来を見据えた効果確認もできない。
報われるか分からない努力は疲れるもんです。
今のところ、わたしはこんな感じでやってます。
まとめ
娘の癇癪と、その対応についてでした。
一番の肝は「泣くことによって何かを達成させない」だと思います。
ぜひ考えてみてください。