アニメ「アニメガタリズ」 アニメが好きなんだろうけど語ってはいないような
アニメ「アニメガタリズ」を観ました。
うーんいまいち!
内容
高校一年生の「未乃愛(ミノア)」が、アニメ好きを集めてアニメ研究部を発足させる話。
アニメ至上、原作厨、アイドル系、コスプレ好き、異能力系と、キャラごとにいろんなアニメが好きで、好きなアニメについて語るような語らないような。
話の流れとしては……生徒会がアニメ研究部を廃部に追いやろうとするが、それに何度も抵抗していく。学園祭で自主制作アニメを上映したりなんだりするうちに、世界が崩壊するような事態に発展していく。
全12話。
感想
これはまあいまいちでしたね。
「ガタリズ」の部分
実在するアニメを実名で出すわけではないので、どうしても「アニメあるある言いたい」的なノリになっちゃう。アニメガタリズというほどアニメそのものを語るわけではないです。3話切りとか、モザイク替わりの謎の光とか、アニメあるある的な話をひたすら話すという感じ。ほとんど自虐ネタみたいな。
あと秋葉原にお出かけしたり、コミケにみんなで行ったり、アニメの聖地巡礼したり。「ルゼロ」とか、タイトルをぼかして出てくるっちゃ出てきますが、それでもやっぱり語らない。好きなものをみんなで語る、という話ではないです。だまされた!というよりもタイトルがよくない!
悪い意味ではないですが、キャラはみんな、アニメ好きってこういう人いそうだなって感じですかね。
ちなみにわたしもこんな文章を書いたりしていますが、アニメがこうあるべき、やっぱこうじゃないとみたいな考えはないです。
リアルタイムでネット上が盛り上がるのがいいみたいな話もありますが、わたしは全話録画して一気に観てるのでリアルタイム視聴派でもないし。そうするとじゃあ誰がこの記事を読むんだろうって感じですね。
ストーリー
ストーリーとか気にしちゃいけないやつかもですが、なんだかけっこうめちゃくちゃです。
学園祭で自主制作アニメ上映後、他の部活に部活アニメを紹介(バスケ部ならスラムダンク的な)するようになるんですが、その辺りからもう何が言いたいのかよくわらない展開に!
そのまま世界崩壊に進むんですが、まあ特にメッセージ性はない。と思う。そもそも、そんなに硬く考えてみるようなもんじゃないんだ、きっと!
でも何となく全体的にちゃんとしたアニメなので、ちょっともったいないような気がしました。
アニメは役に立たない問題
唯一メッセージがあるとすれば、アニメは何も生み出さない問題でしょうか。
生徒会はたびたび、アニメ研究部なんて何の役にも立たないという理由で廃部させようとします。確かになあ。いやーこれ結構同意できちゃうわ……。
自主制作アニメを作ったのはすごいですが、それ以外はアニメのことを話すだけですからね。話してるだけで生産的ではない、といえばたしかにそう。まあ他の部活が何かの役に立ってるかっていうと難しいけど。
諸説・主張あると思いますが、アニメもドラマ・映画・小説とかとだいたい一緒だと思うので、それらが全く役に立たないものとは思わないです。良くも悪くも人格形成に影響しますもんね。
ちょっと暗い考えですが、日常から離れられるのもいいんだよね。スマホで観てて乗る電車を間違えたりするけどね!
ですがまあ、アニメ研究部はどうかと思いますね。
まとめ
アニメ「アニメガタリズ」を観た感想でした。
まあまあと言いつつ、このブログもしっかりアニメガタリズしてるような。これからも、おもしろいもの・おもしろくないものを紹介していこうと思いまーす。