アニメ「血界戦線&BEYOND」 異能力だけじゃない異能力バトルもの

2023年9月24日

アニメ「血界戦線&BEYOND」を観ました。

面白かった!今回のこれは2期で、1期を未だ観てないんですけど、それでも面白く観れた。

内容

一言で言えば

異世界と繋がっちゃった世界で日々起きる事件を、異能力者揃いの秘密結社が解決していく話。

概要

現世と異世界を繋ぐ街「ヘルサレムズ・ロット」、そこは人間とそれ以外が同居する街。犯罪多発の無法地帯となっている。

日々頻発する騒動をこっそり解決する秘密結社「ライブラ」のメンバーである主人公「レオナルド・ウォッチ(レオ)」がいろんな事件に巻き込まれる。

ライブラのメンバーは全員が異能力者。これは必殺技の名前を叫んでから繰り出す異能力バトルもの。レオは「神々の義眼」を持っていて、誰かの視覚情報を読み取ったりできるが、バトル向きではなく敵を倒したりはあんまりない。

物語は緩やかに進んではいるが、基本的にはオムニバス形式。

全12話。

感想

ネガティブな意味で「原作はジャンプかあ」と思いましたが、意外と面白かったです。いやジャンプものが全部悪いわけじゃないって分かってはいるんですけどね。

異能力について

本来の敵「ブラッドブリード」はまあ吸血鬼みたいなやつですが、ライブラの異能力者がバシバシとブラッドブリードを倒すわけではないです。ブラッドブリードの方がどうしようもなく強く、異世界には強いのがごろごろいて、たまに現世にポロッと出てきちゃうやつをなんとか頑張って倒すって感じ。

異能力バトルにしてはギリギリな感じが、単調にならなくてよいなと思います。

ゴムゴムもいいんですけどね。仲間だろうが!どどん!

主人公について

主人公レオは弱いです。ゴムゴムの……とか必殺技は無い。目からビームとかは出ない。敵の諱(いみな)を特殊能力で読み取り、それを味方の強い人にスマホで送信し、封印してもらう、という戦い方。

レオは語り部的な位置付けで、バシバシと戦うのは周りのメンバーっていう構成です。周りがかっこいいので主人公が弱くても大丈夫!

異能力もので主人公が弱いってのも珍しいと思いますが、仲間が活きていて良かったです。

ちなみに神々の義眼が発動するときの音が、サマーウォーズのラブマシーンが何かする時の音と同じなんですけど、この音すごい好きです。

世界観・音楽について

ヘルサレムズ・ロットはもともとニューヨークだったので、情景はアメリカンです。気軽に脳みそとか飛び出るグロポップ。でもそんなにグロじゃないです。

音楽も世界観とマッチしてて、ちゃんとしてる感じです。

OP/EDがいいアニメはいい。このEDは間違いない。

まとめ

アニメ「血界戦線&BEYOND」を観た感想でした。

異能力で押し切らない異能力ものはちょっと珍しくて面白かった。いつか1期も観たい!


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