アニメ「失格紋の最強賢者」 強くてニューゲームなストイックさ
アニメ「失格紋の最強賢者」を観ました。
ふつう!ふつうの最強!
内容
一言で言えば
最強の魔法使いが「強くてニューゲーム」して少年となり、魔族に弱体化させられた人間の常識を覆しながら魔族を駆逐する話。
概要
人は生まれ持った紋章によって、その才能がある程度決まっている。賢者ガイアスは最強の魔法使いと言われていたが、生まれ持った紋章により才能の限界を感じていた。
そこでガイアスは未来に転生、求める能力により近い紋章を得るために生まれ直すことにした。
少年マティアスとして生誕した未来では生まれ持つ紋章の常識も覆り、ガイアスが求めていた最適な紋章も「失格紋」として蔑まされていた。また、人間界における魔法の知識も衰退。これらの常識の書き換えが、前世で滅ぼしかけた魔族により人間を弱体化させるためのものだと知る。
マティアスは望んでいた「失格紋」を得て最初から鍛えなおしつつ、仲間と共に魔族たちと戦う。
全12話。
感想
普通の最強ものです。
強くてニューゲーム
目玉は何と言っても「強くてニューゲーム」です。
最強と呼ばれながらその力に満足できずに強くてニューゲームしちゃう主人公のストイックさが良かった。転生したらいつの間にか強かったとか、転生直前に神様からパワーをもらったとか、そういうラッキーではなく自分で鍛えるというのが良かったと思います。
なのでなおさら鍛える描写があったらよかった。ラッキーパワーと何ら変わらない感じなのが惜しかった。
戦闘シーンが弱い
やっぱり戦闘シーンには金と時間をじゃぶじゃぶ使ってほしい。こういう戦闘シーンばっかりな最強ものならなおさら。
魔族が弱い
人間にとって魔族はヤバいもので、一匹でも何人も殺されながらようやく倒せるという設定だったものの……最終的にはマティアスにちょっと鍛えてもらった女の子ふたりでピャッと倒しちゃうのが良くなかった。
「あんなにがんばって鍛えたのに……」的な感じがあったら全然違うものになっていたはず。なんか魔族が弱い。
まとめ
アニメ「失格紋の最強賢者」を観た感想でした。
初期の頃に合った「最強なおれがめっちゃモテる」的な話がだいぶ減りましたね。