アニメ「かつて神だった獣たちへ」 もっとボコボコにしたれよ
アニメ「かつて神だった獣たちへ」を観ました。
最初は良かったけど失速した感があった。
内容
一言で言えば
獣に変身できる能力を持つ軍の部隊が、戦争が終わって行き場を無くす話。
概要
内戦が長引くパトリアは北部と南部でいがみ合っていた。劣勢だった北部はヤバい研究により、人間をすごい能力を持つ獣に変身できるように改造し、擬神兵として戦場へ送り込んだ。
擬神兵の力により戦争に終わりが見えてきたころ、改造された人間は徐々に自我を失っていくことが判明。なんとか終戦に至るも、人でなくなり暴れたりしちゃう擬神兵は悲しくも無用の長物と化した。
擬神兵部隊の隊長だったハンクは戦争中に部隊を何とかできなかったことを悔やみ、擬神兵を殺す獣狩りとして旅をする。
全12話。
感想
最初はすごく良かった!冒頭10分でこの作品の良さを確信しちゃうくらい良かった。でもテンポが悪くなったりで失速した感じなのが残念でした。
よい設定だ
これは素晴らしい設定!あるようでなさそう。異能力だけじゃない、ちょっと悲しい感じのストーリーがいい感じだった。
特に、戦争が終わった後の行き場の無さ感、雰囲気がすごく良かった。
主人公が弱い
なんだかんだ主人公が弱い。いろいろ思うところがあったが、残念感はそこに集約するのではなかろうか。
能力も単純なパワー系っぽいし、なによりなよなよとしている。敵側のちょっとしたヤツにすぐ負けそうになるし、心もすぐ凹む。この話でこの弱さはいけませんね。
もし主人公がつよつよで、圧倒的なパワーで暴走した元部下を泣きながら殺しまわってたら全然変わってた。いっそのこと、そのほうがよかったよ!
何となく盛り上がりに欠けるのは、きっと主人公のパワーが足りないせいだと思う。
まとめ
アニメ「かつて神だった獣たちへ」を観た感想でした。
このまま2期もやるとすると辛い。もっとつよつよで頼む。