Fitbit Charge 3 足首につけて使ってみた
今回は、Fitbit Charge 3 の紹介です。
いわゆる活動量計というやつで、まあ言ってみれば高性能な万歩計です。使ってみた感想などをまとめますので、気になってる方はぜひ参考にしてください。
特に、足首につけて使用できるか気になってる方はぜひ。
Fitbit Charge 3
Fitbit Charge 3 について紹介します。
概要
Fitbit Charge 3 は、腕時計型の活動量計です。
時計、歩数計、タイマー、アラーム、心拍数計などがついています。GPSはついてませんが、スマートフォンと同期することによって歩行距離などを計測できます。
また、防水です。プールや海での水泳、汗やシャワーも大丈夫だそうです。
睡眠の質を分析してくれる機能も付いています。Charge 3 をつけたまま眠ることによって自動で計測します。
ちなみにFitbit Payという電子マネー機能が付いてはいますが、日本では使用不可のようです。うーん、もったいない!
画面遷移
下図がCharge 3の画面遷移を示したもの。画面タッチ、画面左のボタン(ボタンがついてるわけじゃなくここもタッチセンサっぽくなってる)を押す、もしくはCharge 3を傾けるとトップ画面が表示されます(「画面をオン」の設定でによる)。
ボタンは画面左側をギュッと押すと反応します。またスワイプはスマホと同様に画面上を操作します。
スマホアプリ
Charge 3はスマホアプリと同期して使用できます。PCソフトもあるみたいです。
その他
リストバンドは大小の2パターンが付属しており、サードパーティー製のものも付けられます。また充電器はクリップ式でUSB接続、充電器はついていないので別途用意する必要があります。スマホのやつでも何でもよいです。
Fitbit Charge 3 を足首につけて使ってみた
私はCharge 3 を足首に付けて使用しています。
手首に付けてるとキーボードを打ったりするときに邪魔です。また、一日中ずっとつけっぱなしにすることを考えると、手首だと邪魔。なんで買ったんだと思われるほど邪魔なのが嫌なので、寝るとき以外は足首です。
ちなみに寝るときに手首なのは、足首につけた状態でアラームで震えても、私は全く起きれないからです。邪魔なのは嫌だけど朝は起きたい……。
足首でも特に問題なし
結論から言うと、足首に付けても全く支障なく使用できます。
活動量計というのは常に同じ場所に付けるのが大事なようですので、手首なら手首、足首ならずーっと足首に付けるのが良いみたい。定点観測がポイントのようですので、同じ場所に付け続けましょう。
大きい方のバンドで2番目の穴で固定してますので、足首が太い方は注意です。もしかすると入らないかも。私の足首周りは約21cmですが大丈夫でした。アキレス腱があるので手首と違って増減の幅が大きいので、ちょっと余裕めに付けています。かろうじて留まっているようにも見えますが、歩いていて外れちゃったということはないです。
歩数計についてはスマホによる計測とほぼ合ってるので、まぁいいんじゃないでしょうか。心拍数も問題なく取れています。
むしろ足首のほうがいいような
足首用の活動量計ってほとんどないんですが、どうしてでしょう。手首に一日中なにかを付けておくってかなり苦痛だと思うんですが……。
足首だと付けているのを忘れるくらいの鈍さなのでちょうどいいですし、なにより「俺はいま活動量計でフィットネスしてるぜ!」という感じが周りにバレなくていいと思います。
感想
ここからは、Fitbit Charge 3 を使っていて気になったことを感想としてまとめていきます。
防水は必須
活動量計の特性としてずーっと付けっぱなしにしておくものなので、防水機能は必須だなと思いました。Charge 3 は水泳できるくらい優れた防水なので問題なしです。
裸+Charge 3 が滑稽なので風呂のときは何となく外していますが、付けて入っても特に問題ありませんでした。まぁ、シャワーならともかく風呂のときくらい外しましょうか。
電池持ちは設定次第で良くなる
Charge 3 は公称で7日間は充電なしでいけます。初期設定そのままでも、まぁそのくらいは持つかな?という感じ。もちろんいじくればそれだけ電池残量は減りますが。
足首派において必須の設定が「画面をオン」を切ることです。つまり、傾けても画面をオンしないようにする。これで電池の減りがだいぶ変わります。足首に付いてて画面は見ないので、この設定はマスト。ボタン長押しで設定できるので、ぜひ。手首使用で時計は見ないという方にもオススメです。
あとは、不要なら同期の頻度も下げたほうが良いです。アプリの方で「常に同期」という設定があるので、これは切りましょう。アプリを立ち上げると自動で同期しようとするので注意です。歩数計とかそんなにチラチラ見なくてもいいでしょ?しばらく同期しなくてもちゃんと記録されてるので大丈夫。
通知も切ったほうがもちろん電池持ちは良いです。心拍数計も切ったほうが電池持ちの観点からはもちろんいいんですが、それだとせっかく心拍数計がついているCharge 3 を買う意味が薄れますのでオススメしません。
アプリとの同期がいまいち
Charge 3 とアプリの同期が失敗することが結構あって、ここはイマイチ。
家の中でWi-Fiが繋がってるときにはほぼ失敗しないので、アプリが何かしら通信してるのかもしれません。外だと成功率が下がります。
ただ、一日に何度も同期する必要もないと言えばないので、致命的ではないかも。
運動の自動検出がいまいち
ランニングとかエアロビクスとか、運動すると自動的に検出する機能があります。この検出機能はちょっとイマイチかも。
そもそもそんなに能動的に運動しないんですが(笑)、早歩きで「エアロビクス」が検出されます。ま、運動を検出したところでどうということは特にないので、特に問題ではないんですけど。「せっかく運動したのに褒めてくれない!」とか思っちゃう方は悲しくなるかもしれません。
ただ、本体操作、もしくはスマホアプリから、運動開始を指示することができます。自動検知よりも自分がこれから何をするのか教えてあげたほうが良いです。
ちなみに自動検知じゃなくてマニュアルで運動を開始すると、ウォーキングの場合は心拍数の変動とか歩いたコース(スマホも一緒に持って行けば)とか細かく記録できます。能動的に運動するときには、ちゃんと「これから運動しますよ」とcharge3に宣言するのをお勧めします。
ちなみにちなみに、Charge4はGPSが付いたみたいです。なのでスマホと一緒じゃなくてもCharge4だけ身に着けて走れば、コースがちゃんと記録されます。ま、その分電池持ちがどうなってるか分からんし、買い替えるほどのアップデートではないかな。これから買うんだったらもちろんCharge4買うけど。
質感がよい
本体やアプリなどを総合すると、なんとなく質感がよくていい買い物をした気になります。
外観の質感が良くて、高級感があります。おもちゃっぽさがないのが良いです。アプリも同期はイマイチですが、操作感はとても良いです。スムーズな感じがします。
ムダ機能がたくさん
ムダって言っちゃうのは忍びないですが、要らぬ機能がてんこ盛りです。
深呼吸を促す機能(なくても深呼吸くらいできる)、飲んだ水の量を記録する機能(手動なのでめんどう)、天気表示(スマホみればいい)、など。もちろん使う人もいるかもですが、まぁ私はいらないかな。
ごちゃごちゃついているせいで洗練されたイメージが薄れちゃうのが残念です。
サードパーティーのバンドは注意
これはCharge 3 の文句ではないです。あるサードパーティー製のバンドを買ってみたんですが、ちょっとイマイチでした。
↑これ、写真はすごくいいんですけど、接続部分の作りが雑だし、質感も良くない。あとちょっと短いので足首には無理かも。かなりギリギリです。じゃあなんでリンク載せるんだって話ですけどね。なのでバンドを交換する場合は注意して買ったほうがよいです。純正に勝るものなし……かもネ。
【2020/06/19 追記】
およそ8ヶ月が過ぎたころ、もともとついてきた純正バンドが切れました。なるべく付けたり外したりしない方がバンドには良いんでしょうが、しょうがないです。
はっきり言ってサードパーティー製は安かろう悪かろうなので、もちろん純正バンドを購入。純正だとS/Lサイズから選べるので、足首だったらよほど細くなければLでしょう。
とりあえず付けた感じはかなり良いです。高いからね……。あとは、バンドが穴だらけ(通気性はいい気がする)のと、留め具が前のやつとちょっと違うので、そのあたりが耐久性にどう影響するかです。
アラームは弱め?
サイレントアラームというか、バイブレーション機能によるアラームが付いています。これ自体はいいんですが、アラーム機能としては若干弱めかも。サイズが小さい割にはしっかり震えますが、限界はあります。
まぁでも逆に、朝これで起きれないってことは寝不足だと思います。もっと寝たほうがよいです。
まとめ
Fitbit Charge 3 を使用した感想でした。
全体的には、諸々の機能と質感を考えるとコスパはいいんじゃないかなと思います。ただ活動量計全般に言えることですが、これを買ったからといって自然に運動するようになることはないです。睡眠だって、レム睡眠がxx時間、ノンレム睡眠がxx時間でした、って言われても普通はフィードバックしようがないでしょ?
CPU使用率とかメモリ使用率をデスクトップ上に表示させちゃうような、とりあえず何となく見える化するのが好きな人にはお勧めのアイテムです。