自分で靴を修理する 染めQとShoe Gooでレッツトライ

2023年9月23日

靴、はいてますか。

今回はスニーカーを自分で修理する話です。

 

修理の内容

修理する内容は2つあります。

・色が褪せている

・穴が開いている、開きそう

これらを何とかして、ぼろぼろのスニーカーを何とか延命させようと試みます。

 

使用前

まずは修理前ということで、靴の紹介です。

わたしが履いているスニーカーは、hummelの黒いハイカットです。

 

hummelてサッカーのスパイクとか作ってるの知らんかった。

わたしは足の指のところの幅が広くて、コンバースなどは圧死します。

hummelのこれはゆったり設計で、大きい足の人にもおすすめです。

↑こちらがbefore。

真っ黒の靴です。ソールも真っ黒。黒いスニーカーばっかり履いています。カッコイー

 

使用後

まず、色褪せがすごい。

ひもがあった部分は大丈夫なので、日光にやられたのでしょうか。黒じゃなくなってます。

材質が異なる部分の黒はまだ黒です。

ちなみに洗いまくって色が落ちたわけじゃないです。全然洗ってませんでした。

それと、穴が開いたり擦り切れたりしています。

 

↑こちらはかかとの部分。

表面の布がやぶれて硬いパーツがささくれて痛かったので、ジーパンの切れっぱしで何とか補強しつつ履いてました。

このあたりを何とかして、もうちょっと履けるようにがんばってもらいたいと思います。

 

修理に使う道具

実際に使うものは、2つ。

Shoe Goo」で穴を塞ぎ、「染めQ」で色を塗ります。

価格はそこそこ高いので、新品みたいにならないんなら新品を買いたいや という人には全くお勧めできません。

つまるところ、新品みたいにはなりません。 そんなうまい話はねぇよ。

 

Shoe Gooで穴を塞ぐ

まずは穴を塞ぎます。

めちゃくちゃ分かりにくいですが、黒い光沢を放っているのがShoe Gooです。

これでもう乾いています。

 

これを穴という穴に塗りたくります。

液の粘度は高く、粘土 > Shoe Goo > 普通の糊 くらいです。

良い例えが浮かびませんでした。

 

注意点としては、本来は靴の裏に塗って滑り止めにしたり、すり減ったかかとの補填くらいだそうな。

ですので、穴を塞ぐというのは用途から逸脱気味です。

まあでも、液がひけることなくほぼそのまま硬化するので、たっぷりもれば大丈夫!

画像が無いのが至極残念ですが、ぼろぼろだったかかとにもたっぷりと注ぎ込みます。

 

染めQで色を染める

次に、色褪せってしまった表面を何とかします。

 

染めQは、布にも色が塗れる優れもの。

オリジナルTシャツとか作れそうですが、なにせ高いので、ちょっと補修くらいが良いかも。

 

スプレータイプのものがあるので、それを靴に向かってひたすらプシューするだけ簡単!

1回では染まらないので、何回もやります。

やりすぎて忘れましたがちょっとずつ10回くらいやった気がします。けっこう大変。

どやろか?けっこう染まってませんか?

色を乗せるのではなく、染め上げる。それが染めQだ!

 

ロゴとかにも容赦なくプシューしちゃったので、気になる人はマスキングした方がいいでしょうね。

もちろん臭いし、他の物に付いたらあれなので、室内でやるのはお勧めしません。

 

やってみた感想

修理してみた感想を記録しておきます。

 

めんどくさい

それを言っちゃあおしめぇよって感じですが、かなり面倒です。

めんどくさいだけならともかく、材料費も馬鹿にならないので、心が折れます。

革靴とかならともかく、スニーカーって安いもんね。

よっぽど大事なスニーカーだとか、修理するのがそもそも好きとか、よほど暇とかじゃないと。

ちなみにわたしは「修理すること自体が好き」の分類なので、ぎりぎりできました。

 

染めQの色はけっこういい

写真だとちょっと微妙かもしれないですが、色は結構いい感じです。

新品ではないですが、激シブです。

ただ、塗料が固まったみたいな感じでゴワゴワになりました。

これは漆黒の闇を求めてプシューしすぎたのも原因かも。

 

発色についてですが、少なくとも下地と同じ色を塗るんであれば大丈夫そう。

色を変えたいとなると、結構がんばらないといけないかもしれません。

もしくはいったんちょっと白で薄く染めておくとか?

 

Sho Gooは痛い

今回の使い方が用途逸脱としても、Sho Gooはイマイチ。

ゲル状のときによほど気を付けて滑らかにしておかないと、固まったときにちょっと尖ってて痛いです。

ヤスリも一応付いてくるんですが、なにせかかとの部分なので奥まっててうまく削れず。

そもそもやすりで簡単に削れる感じではないので、布を当てて我慢しました。(あれ?修理前と同じことしてる・・・)

 

それと、試しに靴底を補填してみたんですが、Sho Gooはすぐにアスファルトに削り取られました。

本当に補填したいのであれば、塗る前にちゃんと表面処理とかした方がよさそうです。

硬化後は固いといえば硬いですが、靴底の替わりになるかっていうとどうかな?

そっくりそのまま靴底の替わりになるものではないです。

 

まとめ

新しい靴がいちばん!

色褪せくらいだったらなんとかなるが、穴が開いたらダメ!

 

いま思いつきましたが、Shoe Gooでジーパンの切れっぱしをたくさんくっつけて穴を塞ぎ、その上から染めQすればよかったんじゃ・・・

 

 

広告