ホームベーカリーを親から譲り受けた話 三菱 ホームベーカリー PC-5
今回は、親からホームベーカリーを譲り受けた話です。
何の捻りもなく、まただいぶ古い型式ですので、特に役立つような情報はないかもしれません。が、ホームベーカリーはすごく良いということを声を大にして言いたい。
三菱 ホームベーカリー PC-5
譲り受けたのは、三菱 ホームベーカリー PC-5 です。

商品レビューするにもずいぶん昔のものですので、特徴などは簡単に。
けっこう重い
まず、けっこう重いです。今は置くところがなくて床に直置きですが、ちょっと丈夫な棚じゃないとぐらつきそう。もちろんキャスターは付いてないので移動は一苦労です。
けっこううるさい
そして音がけっこう大きい。
これが我が家で第一号のホームベーカリーなので最近のものがどのくらい音が出るのかは分かりませんが、生地をこねる際にはゴウンゴウンとなかなか大きな音が出ます。
パンと言えば朝 (?) なので朝食に間に合うように予約セットしますが、午前4時ごろにゴウンゴウンと突然動き出すので、ちょっとびっくりします。一緒の部屋では寝られないだろう。
丈夫
聞くところによるとどうやら30年近く前に買ったようですが、こうして我が家に来てからも全く問題なくパンが焼けています。
私も幼少のころにこの機械で頻繁にパンを焼いているところを見て食べた記憶がありますので、使用頻度はそこそこ高かった。にもかかわらずこうして元気に稼働しているので、丈夫であると言えるでしょう。


義両親も最近ホームベーカリーを買ったそうなんですが、内釜のコーティングが剥げてすぐダメになっちゃったそうです。
これは私の憶測ですが……思うに、バブル時代に作られたものは丈夫なんじゃないでしょうか。そのころはコスト度外視で品質の良い部品・材料が採用されていて、だからそのころの製品は品質が良いのではないかと考えます。
最近のものづくりにおけるコスト・品質に対する企業努力の大変さも理解できますが、やっぱりコストをかけた方がいい部分もあるのかもしれないですね。(丈夫な理由が本当にそうなのかは知らんけど)
簡単な使い方
基本的な?食パンの作り方が本体に書いてありました。

計量カップ、スプーンが付属してます。

ちなみに付属スプーンですが、塩で量ってみたところ、大18.7g、小5.5gくらい。普通の大さじ小さじなのこれ?
ホームベーカリーを持っているということ
さて、家にホームベーカリーがやってきたわけですが、実際にホームベーカリーでパンを焼くようになって思うことをあげてみたいと思います。
パンがうまい
小学生並の感想ですが・・・パンがうまい!とにかく、ホームベーカリーで焼いたパンは、うまい。焼き立てをすぐに食べれるという理由もありますが、冷凍して後日食べてもうまい。
材料にこだわっているわけではないです。普通の小麦粉で作ってますが、うまい。市販の食パンを買う気になれません。ヤマ○キはパン作るの苦手なんじゃないか?
創意工夫の余地があって楽しい
「手間がかかる」という点の裏返しではありますが、いろいろ工夫できるのが手作りの良さですよね。
小麦粉って薄力粉と強力粉があって (知ってました?私は知りませんでした) 、その割合で全然違うパンができるんですよ。ちなみに、いろいろ試した結果、薄力粉20%で作るのが一番うまいという結論に達しています。自分好みのパンを探す旅路もまた一興。
また、いろいろ混ぜられるのも良いところです。レーズンとかクルミとかを適当に放り込むだけで、いろんなパンが簡単にできます。レーズンとか入れておくと、子どもに食べさせるときに栄養面でなんとなーく気分がいいです。
出来上がりの時間を見越して予約をセットするくらいの手間に+αで工夫するだけでいろいろ出来るので、ホームベーカリーというのはいいものだと思いました。
置き場所
最後に注意点ですが、うちの場合は置き場所に困っています。
そこそこでかい体積で、かつ電源を確保する必要があります。また、当然パンの匂いを撒き散らすので出来ればリビング・キッチンに置きたい。でもその条件に合う場所がなかなか見つからず。かと言ってコイツの為だけに棚を用意するのもなぁ……ということで、床に直置きという始末。
ホームベーカリー導入の最も大きな障壁は、意外と置き場所かもしれません。
まとめ
ホームベーカリーを親から譲り受けた話でした。
もし買おうか迷ってるのであれば、買うことをおすすめします。置き場所には困っていますが、うまいパンが食べられるとすればそんなことは瑣末なこと。ヤ○ザキのパンなんて買ってないでホームベーカリーを買うべし!です。