埼玉でTOKYO MXが見れなくなったときに試したこと
今回は、埼玉でTOKYO MXが見れなくなったときにいろいろ試した経験を書きます。
あるときからなぜかnasneでTOKYO MXの放送番組が録画できなくなり、いろいろと試した結果、解決しました。
いろいろやってみてるので、何かしら参考になれば幸いです。
事象
ある日を境にnasneで録画が失敗するようになる。
nasneのエラー
nasneのエラーは「チューナーからデータが取得できなかったため、番組の一部を録画することができませんでした。」

視聴・録画できない
TOKYO MXの番組のみ、視聴・録画できなくなった。
視聴はnasne経由だけではなくテレビも同じく不可。すべての時間帯で試したわけではないが、昼・夜に試したところダメ。
録画はnasneにて実施。録画失敗は22時頃以降の放送にて高確率で発生、ただ100%ではなく録れるときは録れる。曜日などは関係なさそう。また一部だけ録れた場合でも画像の乱れが激しい。
何かしらの原因で電波強度が弱まり、もともとギリギリで観れていた(のかな?)TOKYO MXに影響が出たのかも?
対策
ネットで調べたりしていろいろやってみた。まぁ端的に言えば、効果があるのは一番最後のヤツです。
- 二股にしてみる
- ブースターを挟んでみる
- ノイズフィルター付き電源タップを使ってみる
- アンテナ端子付きコンセントに何も挿さない
二股にしてみる
もともとの接続はアンテナ端子→nasne 1号機→nasne 2号機だった。要するに1号機の出力端子から2号機の入力端子に接続していた。

何となく「nasne 1号機を経由するのが悪いんじゃ?」と思い立ち、分配器を挟んで二股にしてみる。

結果、効果なし。
nasne 2号機でのみ事象が発生しているならともかく、どっちでも発生していたので分配はあんまり関係ないことに気付くのが遅かった。
ブースターを挟んでみる
「何かしらの理由で電波が弱まっているのでは?」と思い立ち、ならば増幅するべしということでブースターを挟んでみる。
マスプロ UBCTRW30-Pを使用。

結果、効果なし。
後に、ブースターに期待しすぎていることを知る。そもそも見えないものが見えるようになるようなもんじゃないです。マスプロのホームページで購入前にぜひ勉強を。
ちなみに後に試してみたところ、このブースターを挟む/挟まないはエラー発生に影響しないことが確認できました。環境によっては必要な場合もあるかもしれませんが、うちでは不要。
ノイズフィルター付き電源タップを使ってみる
「そういやちょっと模様替えした後から調子が悪いような気がしないでもない」と思い立ち、機器の電源の取り回しが影響しているのではないかという気になる。そしてPCやネットワーク機器から出るノイズが影響している可能性に辿り着き、ノイズフィルター付き電源タップを購入。
nasne、ブースター、HDDなどの録画に携わる機器をこのノイズフィルター付き電源タップに挿す。
結果、効果なし。
そもそもの話、どういうノイズがどこから出てるか、このノイズフィルターがそのノイズを除去できるのか、ということが全く分からない状態でやってる対策なので、溺れる者は藁をもつかむというやつです。
アンテナ端子付きコンセントに何も挿さない
「アンテナ端子へのノイズが原因であれば、同じところに付いてるコンセントに何も挿さないのがノイズ対策になるのでは?」と思い立つ。
フィルターどうこうというよりも、そもそも同じところに挿すのが良くない気がしたので、電源を違うところから引っ張るように取り回しを変更。アンテナ端子と共に設置されているコンセントには何も挿さない。

結果、効果あり。完全に解決。やったぜ。
結局、効果があった対策はどれ……?
図でも分かる通り、今回は対策を重ね掛けして結果的に問題を解決した。
中には、実は不要だった対策もあるかも(というか録画の失敗具合からして最後のやつ以外は無意味だと思います)だが、それを確かめたところで旨みが無いのでこのままごちゃごちゃ付けたままにする。
まとめ
アンテナ端子に対して電化製品のノイズが悪影響を及ぼすことが分かった。
正直、電化製品のノイズなんて「オーディオマニア界隈の戯言だろ?そんなもん影響あるわけねージャン」と思ってた(スミマセン)。
今回のように同じコンセントに挿している機器によっては影響しあう可能性があるので、なんか調子悪いような電化製品があればノイズの可能性を疑うべし。