家事をPDCAで改善できればいつの日かやらなくてよくなるだろうか
家事を改善していくことについて書こうと思ったんですよ。特に役に立つような話ではないですし、すごい細かい話です。小さい男だと思わないでほしい。
父親も家事やったほうがいいよ、みたいな内容になっていますけど、父親が家事やらない前提ってのは時代錯誤でしょうかね。きっと逆もあるんでしょうかね。
背景
こんなことを考えるに至った背景から。
せめて改善していきたい
夫婦で家事をしてると(してるだろ?)、「相手にもっとこうしてほしい」みたいなことってありますか。わたしは多少あります。
でもそういうのって、伝わらないんですよね。いやわたしはあんまり言わないだけなんですけど。で、なんとか改善していきたいと思っていました。
なんとか家事を短く・気持ちよくこなしたい、と。夫婦の共通認識として、やらないで済むのならやりたくない家事ですが、せめて改善できるところは改善していきたい。
そしたら最近なにかとPDCAが流行ってるじゃないですか。それで家事への適用をちょっと考えていました。
PDCAとは
PDCAって割と最近聞くようになった気がする。
- Plan
- Do
- Check
- Act
だそうです。知ってました?
考えてフィードバックしていくってこと
P: 何かする時に、どうしたらうまくいくか考えて計画して、
D: その計画に沿って、実際にやってみて、
C: やってみた結果を確かめてみて、
A: 次にやるときの改善点にする。
普通といえば普通ですけど、まじめにやると難しいやつね。
PDCAが回せてない家事がある
うちには、PDCAを回せていない家事があります。一人で最初から最後までやるならいいんですが、途中でバトンタッチするような家事だとうまくいかない。
バトンタッチする家事
たとえば洗濯。
Doするのはわたしですが、Checkするのは妻だったりします。
朝、わたしが洗濯機を駆動して洗い、干す。風呂に入るタイミングでタオルとか見るので、すみずみまで乾いたか、汚れは落ちたか、を見るのは妻。
よっぽど何かなければ、相手にフィードバックをかけない。なのでPDCAが回らない。
もうひとつ例を。食器洗い。
夜ごはんの食器を妻が洗ったとして、朝に乾いた食器を棚に戻すのはわたし(洗った後に拭かない派)。
洗った後にうまいこと水切りカゴに入れないと、朝になってもびちゃびちゃなんですよ。でもそんなこと言えない……せっかくやってもらったのに「びっちゃびちゃだったよ!」だなんて……
そういう憐憫によってPDCAどうでもよくなっちゃう。
これらは一例で、時と場合によりますが、だいたいこんな感じ。どうですか、細かいですか。どうでもいいですか。
解決法
いや話せよって話なんですが……
Checkすりゃいいわけで
わたしが採った解決法は、「Checkも自分でやるようにする」です。
なにを分かり切ったことを!と思うでしょう。もちろん、わたしもそう思います。でもこれが一番いいです。
主導権
何がいいって、自分でコントロールできるのがいいんですよ。改善も、手の抜きどころも、自分で制御できる。
せっかく家事やって、奥様にダメだしされて泣く・怒る・しょんぼりする、というのはですね、奥様がCheckするからじゃないでしょうか。自分でやって自分でフィードバックすりゃ、しょんぼりするようなこともないわけ。
せめて自分で満足するまでPDCAしてから、分担するなりバトンタッチするなりしたいところです。
改善例
せっかくなので、わたしが実施した改善を発表いたします。せっかくって何だよ。
洗濯の問題
上記、洗濯について。
うちでは「足ふきマットは他のものと別に洗いたい」という妻のこだわりがあった。カビ的な意味で。
しかしそうすると、
- 足ふきマット
- そのほかのもろもろ
で洗濯機を2回まわすことになる。洗濯物が多い日などはその他の物が多すぎて、ギュウギュウ、もしくは2回まわすことになっていた。足ふきマットと併せて3回です。ブルブル……
ギュウギュウに入れて回すので、明らかに洗えてないものがあったり、洗剤が溶け残っていた。(除湿機をかける日は一日中干しっぱなしなので、自分でCheckすることもあった)
もし洗濯機を3回まわすということになると、干す時間も考えると4時前から洗濯機を回す計算になる。ブルブル……
これはいかんぞ、と。洗濯するために早起きしているわけではない、と。
改善への道
そこでわたしは考えた。足ふきマットを別にする制約がなければ、すべてうまくいく。
そうすれば、あわよくば1回、多くてもまあ2回で、すべての洗濯物が洗濯できる。しかも、以前よりギュウギュウにならずに、だ。どう考えてもそっちのほうがいいじゃん!
それからというもの、妻が洗濯機を回すことはほとんどなくなりました。もちろん、洗濯機から洗濯物を取り出させてもいけません。足ふきマットと他の物を一緒に洗っているのがばれてしまうからです。
わたしの母上がよく言っておりました。「良い嘘はついてもよい」と。洗濯の時間も短縮、洗濯物もきれいになるとくれば、これはいいことです。へへ、ばれなきゃどうってことはねえ。
諸兄らも、やるからにはPDCAのすべてを請け負うことをお勧めする。これが改善というものである。
まとめ
家事に対してPDCAを適用した事例と心構えについてでした。
わたしのようなハイレベルなカザー(家事をする人)じゃないとちょっと伝わらないかもしれませんが、参考にできたらしてみてください。
なんかくだらないネタをこねくり回したりしてすみませんでした。ちなみにわたしは、「すくすく子育て」に出てくる家事をしない・できないパパをあざ笑うのが大好きです。
プー クスクス