除湿機 Panasonic F-YC120 晴れてばっかりの関東でもおすすめ

2024年4月13日

除湿機って、使ってますか?けっこういい除湿機を買ったらかなりよかったので、書いておこうと思いました。買う時にいろいろ調べたので、それも含めてまとめます。

2023/04/22追記:Panasonic F-YC120はリコールされてます。

除湿機を使う恩恵

そもそも除湿器を使うことにどのようなメリットがあるか。

雨の日も洗濯できる

除湿機を使って得られる恩恵といえば、晴れの日以外でも気兼ねなく洗濯できることですね。

生乾き臭というのは早く乾燥させると抑えられるようですが、普通に部屋干しすると臭い!しかし、除湿機でズバンと乾かせば、雑菌が繁殖する前に水分が飛ぶので臭いもしないです。梅雨の時期は特に重宝します。

洗濯物を慌てて取り込む必要がない

しかしなにより、干しっぱなしでも大丈夫っていうのが隠れたメリットと思います。

外に干したら、夜になる前に取り込みますよね。だがしかし、除湿機だったらずーーーーっと取りこまなくていいんすよ。部屋だから。つまり、洗濯物を畳まずにそのまま着れるとか、どこかに泊まりに行く前に干しておいてそのまま出掛けられるとか、そういうメリットがあります。夜中に洗濯して干せるしね(洗濯機まわせれば) 。

電気代とか、紫外線を当てたいとか、そういう拘りがなければ、洗濯物を畳まない生活も出来るっちゃ出来ます。干してあるものから選んでそのまま着るという合理性……。

使えば分かる便利さ

ちなみにわたしは雪国出身ですが、雪国の冬では外に干すなんて不可能なので部屋干し不可避。除湿機が無ければさらに生乾き臭不可避です。なので除湿機の有用さが身に染みてますが、関東のゆとりどもにはちょっとわからないかもしれません。(わたしも今は関東のゆとり)

使ってみると便利なことは間違いないと思いますが、無いと死ぬようなものでもないので、きっかけが無いと買わないですよね。ちなみに学生時代に友人に除湿機を勧めて買わせたところ、「早く言え」と言われました。それだけ有能な家電というわけです。

除湿機の種類

まーいろんなサイトがいろんなように説明していますが、除湿機の種類は3つ。簡単にはこうだよ。

種類特徴
コンプレッサ式夏は低消費電力で効果が高い
うるさい、冬は効果がいまいち
デシカント式気温の影響が少なく、年中安定 (でも除湿量は少なめ)
消費電力が大きい
ハイブリッド式コンプレッサ式・デシカント式の切り替えで、いいとこどり
値段が高い

リビングなどで使用するならデシカント式もいいかもしれませんが、洗濯物を乾かしたい用途であれば基本は、コンプレッサ式 or ハイブリッド式の二択でしょう。関東は冬でもそこそこ暖かいからコンプレッサ式でもそれなりにいけます。余裕があればハイブリッド式にしておきたいところです。

商品の紹介

実際の商品を紹介します。

コンプレッサ式

以前は、コンプレッサ式を使っていました。安いし、まあまあ小さいし。だいぶ昔なので当時の型は生産停止してますが、近いのは↓これ。

結構バシャバシャと湿気が取れるので、タンク容量が大きいやつがおすすめです。梅雨の時はタンクがあっという間にいっぱいになります。こいつは3.5Lなのでなかなか良い。音についてはゴウンゴウンとうるさいので、普段過ごす部屋で稼働させるのはかなり気になります。

しかし、経年劣化でタンクにヒビが入り、水漏れ!穴をふさいだりしましたが、何度か決壊し、買い替えを決意。

ハイブリッド式

そして買ったのが、ハイブリッド式!

ハイブリッド式を使ってみた感想

結論としては、どうせ買うならやっぱりハイブリッド式がよいです。

重い

いきなりですが、こいつは重い!キャスター付きなので移動らくらく、なんですが、しょっちゅう移動するのは嫌になる重さ。うちは一ヶ所でしか使わないのであんまり移動しませんが、なるべく移動しない方が楽です。

さすがのパワー

そしてすごい水がとれる!気温が高ければ朝干して昼ごろにはもう乾いてます。冬でも夕方くらいには乾いてましたし、除湿能力は申し分ないかと。一日でタンクいっぱい3Lとか普通にとれます。

当たり前ですが、なるべく狭い部屋で使うのがおすすめ。締め切った部屋を砂漠にしてやりましょう。

見た目がよい

ハイブリッド式だからというわけではなく……見た目がきれい。部屋にずっと出しっぱなしになりがちな機器なので、真っ白だと景観を損ないません。ギリシャ エーゲ海の真っ白な家と同じです。使っているうちに目の敵にならないよう、見た目がかっこいいものを選びたい。

高いけど後悔はない

値段がすごいですが、大事に使って何年も働いてもらおう、ということでこれにしました。乾くスピードや部屋干し臭を考えると、メリットがでかいと思います。うちでは毎日ではなく、雨の日、家を数日空けての出かける前、などに使用してます。これが無かったらどうなっていたことか……。

この機器を導入してから目に見えて電気代がアップした、ということはないです。電気代の算出は要素がいろいろあって難しいですが、目安としては8hr使って50円/dayくらい?バリバリ動かせばまた変わりますが、部屋をずっと砂漠化したいという用途でなければ、そこまで大変な金額にはならないです。

↑大人しく動かしてればそうですが、フルパワーで動かすと電気代上昇に大いに貢献するので追記。

サーキュレーターとの併用がよい

そりゃそうかもしれませんが、フルパワーで毎日使用すると、目に見えて電気代がアップします。なので、除湿機はそこそこ稼働させて、サーキュレーターと併用させるのがおすすめ。電気代削減のためには必須と言ってもいいと思います。

うちで使ってるサーキュレーターは首振りなしタイプですが、首振ってくれた方が良かった気がしないでもない。

服を乾かすためには空気が動く必要がありますが、その辺の話は別記事をご参照ください。

除湿機フルパワーとサーキュレーター併用だと、電気代にして6000円違う場合もあったり。あなおそろしや……

まとめ

除湿器の紹介とハイブリッド式の感想でした。

除湿機と共に生きてきたわたしとしては、ハイブリッド式がどうしてもお勧めです。コンプレッサ式はゴウンゴウンゴウンゴウンとうるさいし、デシカント式はスピードがいまいち。やはりいま、ハイブリッドがナウい。やっぱ定常業務が楽になると生活が変わりますなあ。

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