アニメ「バジリスク 桜花忍法帖」 ぶっとび異能力Ninjaバトル
アニメ「バジリスク 桜花忍法帖」を観ました。
おもしろくなかった!
内容
異能力を持った忍者と、同じく異能力者ぞろいの織田信長狂信者たちが、異能力バトルする話。
時代は寛永、徳川家が天下を治めていた時代。平和なので忍者たちもやばい仕事をするでもなくじゃれていたところに謎の集団「成尋衆 (じょうじんしゅう)」が現れ、争うことになる。
忍者勢は甲賀・伊賀の連合チーム。虫を操れたり幻術を使ったり目玉を飛ばしたりする能力者がいる。
それぞれのリーダーの甲賀八郎・伊賀響は眼力により敵の殺意を跳ね返して自害させたり敵意を消したりする能力。成尋衆も同じように時間を巻き戻したり巨人を操ったりする能力で襲いかかってくる。平和に暮らしたい忍者と、世をメッタメタにしたい成尋衆の戦い。
なお「バジリスク 甲賀忍法帖」の主人公・ヒロインは八郎・響の親で、兄妹。
全24話。
感想
すごくつまんない!
ぶっとび能力の数々
前作の甲賀忍法帖に出てくる能力もまあ結構ぶっとんでましたが、今回はさらにすごいです。
忍者の方はせいぜい目玉が飛び出て偵察できるくらいかもですが、敵は時間を巻き戻したりトラウマを思い出させて絶望させたり巨人を操ったりするので、敵の方がぶっとんでます。
とは言えアニメ的にはそのくらいは普通ですが、空を飛んだりビームとか打ったりしない作品なのに能力がいきなりぶっとんでるので何か変。味方の方は「鉄砲うつのが上手」とか「力が強い」とかなのに。
あと自分の涙で敵を欲情させるエロ担当の女の子がいるのにそういうシーンがほとんどない。24話もあって一体何をしとるんだね!
さらには主人公の八郎ですが、眼力だけに相手が目を瞑ると効きません。さらに敵のボスには何故かその能力が効かないっていう可哀そうな仕様。
その場合、長けてるわけでもない剣術で普通に切りつけることになります。うーん地味……主人公が一番地味。まあ八郎は前半、家出してるのであんまり出てきません。
また響の方ですが、後半はほとんど敵に捕まりっぱなしで、眼力をあんまり使いません。うーん……。前作から能力を引き継いだ二人が一番地味でした。
ま、前作同様、みんなどんどん死んじゃうんですけどね。
忍者とはなにか
忍者とは何でしょうか。そんなことを考えさせられます。
みんな確かに走り方は忍者っぽかったり、かろうじてくないとか使うけどね。八郎はむしろ侍のイメージ。
まあ異能力もので「そもそも忍者とは」とか言うもんじゃないですね。忍者の方、もうちょっとかっこよくてもよかったんじゃないかなあ。
なんとなく弱いメンバーが数で押し切ってなんとか勝つ、って感じなんだよなあ。
長い
長いことがダメってことじゃないんですけど、ものすごく長い気がしました。話がめちゃくちゃだれる。
回想シーンも多くて、なかなか話が進みません。「これ要る?」っていうシーンがたくさんあったように思います。
まとめ
アニメ「バジリスク 桜花忍法帖」を観た感想でした。
エロシーンが秀逸だったら前回同様にちょっと話題になったかもしれませんが、なにせ何もなくて長いからなあ。