うつ病の治療には家族の協力が必要不可欠です
今回は、うつ病の治療についてです。
私もかれこれ数ヶ月ほどうつ病の治療中で、ベテランの域に達していると言えるでしょう。そこで感じたのは、うつ病の治療には家族の理解、そして協力が必要不可欠であるということです。
まだ投薬中ですので完治してないですが、途中経過的な意味でちょっと書いておきたいと思います。
治療中は時間がある
いざうつ病になると、仕事は休まなければならないし、復帰したとしてもしばらくはドクターストップにより時間的に制限されます。
いかに家庭で過ごすか
仕事しないとなると、あとはもう家で過ごすことになります。
それまで激務だった人が、いきなり家庭での時間を沢山もらったとすると、いかに過ごすかが大事です。どう過ごすかによって病気の経過にも差が出るのは間違いないでしょう。
子どもの相手をするか、ひたすら家事をするか、それともひたすらゴロゴロするか……どれが良いか悪いかは一概には言えず、そこは個人差が大きいと思います。
どう過ごすのがいいのか、試行錯誤してみましょう。
治療に効果的なこと
治療に効果があったかどうか証明するのは困難ですが、体験として良かった悪かったという点を書きます。
いままでやってないことをやるべき
私が思ったのは、「その人がいままでやってこなかったようなことをやるべき」だということです。
今まで仕事ばかりで子どもと遊んでこなかったのであれば遊ぶべき。家事をすべてパートナーに任せっきりだったのであれば、いきなり全部は無理だとしても分担から始めてみるべき。仕事と家事に追われて自分の時間が持てなかったのであれば、なにか趣味を見つけるべき。
今までやってきたことが多少なりとも悪かったから病気になったわけで、やってこなかったことをやることが良くなるきっかけになる可能性がありそうだと思いませんか?
急にあれこれ頼りにしない
頼りにしないというよりは「あてにしない」ということです。最終的には人から頼られることで自信も気力も復活するんだとは思いますが、いきなりあれこれ頼むのはやめましょう。
時間があるからって家事を任せっきりにするのは良くないです。ほんとに……。
ずーっと腫物のように扱われてはダメですが、いきなりは無理です。わがままのようですが、病気ですので!家族としてもリハビリ中であることを重々認識して行動を監視してほしいです。「誰か俺を止めてくれ……!」状態でテキパキ働いてる可能性もありますので、そこは要注意です。
なんにせよ、よく観察することが大事かと思います。観察してほしいですよホントに。
まとめ
うつ病の治療について、家族への要望みたいな感じでまとめてみました。
ま、ほとんどは「こうだったらいいのにな」という感じですネ。それでも今のところ大丈夫なので、ここに書いたことをもしされたとして効果があるかどうかは分かりませんが、やっぱり本人としてはこうだったらいいのになと思うところであります。
もし身近に患者がいたら、こんなことも考えてみてほしいです。