うつ病のときの医者との付き合い方
さていきなりですが、うつ病と診断されてからかれこれ十数ヶ月がたちました。
今回は、医者との付き合い方について思うところがあったのでそれを書きます。
言わないと分からないことがたくさんある
意外と多くの人が理解していないところかもしれませんが、医者というものは患者が自己申告した内容で症状を判断するところが多くあります。
私は医者ではありませんが、主治医がそう言ってるので、きっとそうなんでしょう。
包み隠さず申告するかどうか
うつ病に限らないですが、本当に病気を治したいのであれば、症状の経過を包み隠さず全て申告するのが良いでしょう。その内容と過去事例等を踏まえて医者が判断してくれます。
ただ、悪くなればもちろん薬を増やす判断をされるわけで……もちろん場合によっては必要なことだと理解はしていますが、増えたらまた減らすのにかなりの期間を要します。
本人だってよくわかんない
うつ病の場合、患者本人も正しく症状を把握できていないことがあるように感じます。
例えば仕事がうまくいかなかったりしてしばらく気持ちが落ち込んだとき。これはうつ病が悪化しているとは一概には言えず、うまくいってなかった物事が解消すれば気持ちが晴れることだってあるわけで。
たまたま医者と話したときに気持ちが落ち込んでることが続けば、なかなか良くならない → 薬を増やそう!となりかねません。
それが必要な場合だってあるとは思いますが、ちょっと転んだくらいで再入院では良くなるものも良くならないような気がしているのです。
気持ちが落ち込む・なんか不安、という症状ゆえに、本人でも判断が難しいです。
自分のキャパシティを見極める
医者に事細かに気分の良し悪しを申告していたのでは進みが悪い。ではどうするか。
客観的に判断
これができてりゃ苦労はしないんですが、まずは客観的に判断です。
自分の症状は何が原因で、その原因となるものは解消する見込みがあるのか。または自分で頑張ればなんとかなるのか。解消するまで自分は我慢できるのか。そのあたりを見極められれば理想です。
その見極めに沿って、医者に申告する内容を考えればいいんです。
そりゃあ、仕事に行けば嫌なことばかり。家庭でもいろいろあってうまくいくことなんてちょっぴりです。
それをそのたび報告したら、医者だって心配になります。症状が悪くならないようにするのは当然です。
なので結局、本音と建て前で乗り切るというわけです。
書いてて思いましたが、こういう考え方がきっと良くないんでしょうね!