子どもにゲームをさせること

2024年5月22日

子どもが弱視だったことが発覚したことにより、ゲームをさせることにしました。

そのとき考えたこと、ゲームをさせている今について書きます。

ゲーミフィケーション的な話じゃなくて、テレビゲームね。

 

弱視の子どもはゲームで治療になる

弱視とは

そもそも・・・弱視とは、眼鏡・コンタクトレンズで矯正しきれないほど視力がないこと だそうな。

具体的には、矯正して1.0以上ないと弱視です。

子どもの場合、50人に一人くらいの割合だというデータもあります。

確かに子どものとき、虫眼鏡みたいな眼鏡かけた子がいたなあ。 そんなに珍しいものじゃないです。

 

そのうち記事にしようかと思ってましたが、娘がまんまとその一人になったわけです。

「なった」というか、ずっとそうだったけど気付かなかった。

別の用事で眼科に行って検査したら「あれなんか視力低くない?」ということで発覚。

早期発見が大事だそうなので、見つけられて本当によかったです。

 

弱視の治療

医者には「近くの物を見る訓練が必要」と言われました。

眼鏡で矯正した状態で、近くを見るのがいいんだそうです。

具体的には、ゲームとかビーズとかお絵かきとか。

 

衝撃を受けました。

ゲーム、だと・・・・?

ゲームをやることが目のためになるなんて・・・

幼少の頃、視力低下しないためにゲームの時間を制限されてきたこの私の娘が、視力回復のためにゲームだと!?

まあ弱視じゃない子どもがゲームやりまくったら近視になるとは思いますが。

 

とにかく眼鏡をかけて近くを見る。 それが治療です。

幸い、娘はビーズとか粘土とか、コチョコチョとやる遊びが好きなので助かりました。

パパと同じ、インドア派です。

もともとそういう遊びをしてましたが、せっかくなので(?)、ゲームもさせることにしました。

 

子どものゲームってなんか心配?

親としては、子どもにゲームをやらせまくるのを躊躇します。

私の親もそうだったので、私が子どもの頃はそういうルールでした。

親として考える、ゲームに対する不安をあげてみます。

 

目が悪くなりそう

上記のとおり、これは弱視の場合はあてはまらないけど。

視力が高い子どもが近くの物ばっかり見てたら、いわゆる「目が悪い」状態になります。

視力の高低は良い悪いの話ではない説 (近くを見るのに特化した説) もありますが、子どもの眼鏡を作らないといけないのは家計としては「悪い」です!

眼鏡がない生活の方が便利であることは多くの親が知るところでしょう。

なるべくなら視力は高い方がよいに決まっておる。

 

うちの場合、娘は弱視ですが、息子はおそらく弱視じゃないと予想しています。

そうすると、お姉ちゃんと同じノリでゲームしてると近視まっしぐらです。

うーんこれから悩むなあ。

 

夢中になりすぎて怖い

ゲームっておもしろいです。

やっぱり達成感が得られやすいし、日常とは全く別の体験ができるので子どもを惹きつけます。

そしてゲーム沼にはまっていく・・・

めちゃくちゃ夢中になっちゃう子どももいます。

ご飯もそこそこ。 外で遊ばない。 親の話も聞いてるやら聞いてないやら。

 

親としてはそういうのが怖い。

勉強とかスポーツとか、何か他に夢中になってほしい。

他に何もなく、ただひたすらゲームするようになるんじゃないか。

そんな不安があります。

うーんでも eスポーツ とかあるしなあ。

 

高い

なにせ金がかかる。

次から次に新しいゲームが発売されます。 ソフトだけでなく、ゲーム機だってどんどん新しくなる。

きりがありません。

簡単に数万円がぶっ飛びます。

「サッカーだったらボール一個で済むのに・・・」なんて考えたりしません?

それだって「習いもの」になったら話は別ですが。

ゲームを好きになれば、なにせあれやこれやと金がかかります。

 

ゲームすることを教育的プラスにしたい?

そんなこんなで心配事はあるものの、せっかくゲームやらせるんだったら何かプラスになるようにしたい! と考えるのは当然です。

ゲームをプラスにすることについて、私の考えを書きます。

 

教育的なクソゲーはやめろ絶対にだ

「せっかくだから勉強させられるようなやつを」と考えるのは至極当然ではあります。

が、クソゲーはやめろ!!!!

ミッ○ーがひたすら英単語を話すゲーム(キングダムハーツじゃないよ)とか、プログラミングが学べるゲームとか、脳みそに効くパズルとか・・・

そういうの面白くないから!!!

「パパ(ママ)いっしょにやろー」のシーンを想定していますか?

「くそつまらんゲームを子どもと一緒にやる」って、何かの拷問に使えるレベルです。

頼むから面白いゲームをさせてください。 (誰がやるの?ってね ハハハ)

 

ルールは検討すべし

ルールってのは時間というだけじゃなくて、ゲームやるための条件は設けるべきと思います。

ゲームを与えて野放しにしちゃダメ。

何かしら制限があった方がいいと思います。

1hr/day のような時間的制約でもいいし、場所の制約、お手伝いでもいいかもしれません。

各家庭によって違うので何が良いって言えませんが、それこそせっかくやらせるんなら検討してみるのがいいんじゃないでしょうか。

 

押しつけないように気をつける

やれって言われるとやりたくなくなる現象があります。

ゲームを嫌いになっては本末転倒なので、押しつけないように気を付けます。

この辺は子どもの様子を見つつ探り探りやってます。

治療だからゲームしてほしい、でも他にもいろいろしてほしいからほどほどに・・・ って感じで、バランスに苦労します。

 

5歳の娘への効能

弱視はそう簡単に治らないので、今のところ娘に現れた効能を発表します。

 

嫌なことは先にやる

これは娘の口から出た言葉です。

嫌なことは先にやる」 よくできた大人かよ!

 

ある日のこと・・・

平日の朝にゲームしたいと言うので「保育園の準備できたらいいよ」と言ってみました。

すると、ちゃちゃっと食べて着替えも持ってきて、自発的に準備するではありませんか!

 

正直、夫婦で感動しました。 うちの子は天才であった、と。

ちなみに、同じようなこと聞いたことあるなあと思ったら↓これでした。

朝一番にカエルを食べろ

これは私もそう思います。 まあ私に似たんでしょうね!

 

意外とやりまくるわけでもない

うちでは時間的制約は設けていません。

別に幼少期のころにそうされて嫌だったわけではないですが。

いや やっぱり嫌でした。

やっていいよと言ったら、特に時間も決めずしばらく放っておいています。

 

子どもに依るとは思いますが、うちの場合は意外とやりまくるわけでもない。

適当なところで違う遊びを始めます。

話しかけても聞いてないことがあるので、そのときはちょっとビシッと言います。

でも「ごはんそろそろだよ」とか言うと、やり切った顔をして自分でやめます。

最初の頃はビシッと言う頻度も多かったですが、しばらくしたらそれもなくなりました。

 

教えることがたくさんある

別に教育的ゲームじゃなくても、子どもに教えること・覚えることはたくさんあります。

ひらがなだってたくさん出てくるし、物の売買だってあったりするでしょ?

ちょっと難しい言い回しだって、状況を伴ってるから意味が理解しやすいんですよね。

死ぬ、殺す、血、はさすがにまだ早いですが、こういう教育もありかな? と私は思っています。

まずは「セーブ」から! セーブ大事!

 

負けさせたい

これはこれから達成したいことですが、勝負というものを教えたいんですよ。

どうも負けず嫌いが過ぎて、「どうせ負けるからやらない!」ってのがあるみたい。

負けず嫌いは向上心にもつながるので大事な気持ちだと思いますが、勝負したくないってなると困っちゃう。

これも「教育してやるぞ!」って感じにならないように気を付けます。

 

まとめ

弱視をきっかけに子どもにゲームをさせた話でした。

いつかはゲームに触れる時代ですし、この辺は親としても様子を見続けたいものですな。

 

ちなみに、娘は「おいでよ どうぶつの森」が好きです。 古い・・・

せっせと借金を返す5歳児。 泣けるぜ。

 

 

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