父親による子どもの寝かしつけ 諦めるな絶対にだ
今回は、父親による子どもの寝かしつけについて書きます。
パパいやだなんて言わせんぞ
子どもの寝かしつけ、母親しかうまくいかないなんてことありますよね?パパいやだ!なんてよくある話です。どうしてパパはいやなんでしょうね。ふざけやがって!
うちは今ではパパと娘・息子が一緒に寝るのも当然のようにありますが、娘のときに苦労したことがあったことを思い出しました。そこで開催された寝かしつけプロレスについて書こうと思いました。
いまゴングが鳴り響く 寝かしつけプロレス
あれは確か娘が2歳前後だったころ……
既にママと寝るルーチンが完成されていた
当時、寝るときはママ というルーチンが出来上がっていました。そりゃ確かに私は仕事で寝るときにいつもいないし、だいたいママがいるのになぜパパと一緒に寝ないといけないんだい、というところでしょう。この時パパは既に出遅れていたのです。
しかしそこで考えました。これってもしかして、何もしなければずっとこのままなんじゃないか……これからもしばらくの間、寝るときに母親が必要になってしまうんじゃないか、と。
変化には痛みが伴うのである
この状態は良くないと考えました。別にわたしが寂しいわけではなく(ほんとだよ)、どんなに疲れててもやりたいことがあってもママしかできないようなことは、なるべく無い方が良い。できれば夫婦どちらででも出来るようにしておくのが私のポリシーです。たぶん子どものためにもなるだろ。知らんけど。
そうして、「今日は絶対にパパが寝かしつける」という決意のもと、寝かしつけプロレスのゴングが鳴り響いたのであった。
寝かしつけプロレスの内容
さあ始まった寝かしつけプロレスですが、最初からプロレスをやろうとして始めたわけではないです。
始まりは突然に
最初は「よーし今日はパパと寝ようぜ」という感じで自然に。さもこれが当たり前だったかのように始めます。「えっ」という感じでそのまま流される娘。あれ、意外と余裕でいけちゃう?と、寝室に入るまでは思いました……。
そして始まる号泣
暗い寝室に入った途端、娘は号泣。「あ”あ”-ママがい”い”-!」の一点張りです。むむむ手強い……。ここからが勝負です。
暴力、そしてまた暴力
なにせ暴れる!殴る蹴るで何でもあり。あまり夜遅くだと近所迷惑になるので、やるなら19, 20時くらいがおススメ。10分や20分では終わりません。最初の固い決意のもと、娘が寝るまでは寝室から出してはいけません。
投げられるタオル
あまりに号泣が持続したため、ボクシングじゃないですがママからタオルが投げられました。「代わろうか?」と。いやいや苦労してるときに寝室に入ってきちゃダメだよぅ……。
これが一番良くないやつです。ここで代わってもらっては「がんばって暴れればママが来てくれる」という教育にしかなりません。次はますます泣くでしょう。暴力に屈してはいけません。
1.5時間の長丁場
投げられたタオルを突き返し、続けることおよそ1.5時間……さすがに疲れて、娘は寝ました。勝利!勝てば負けないし、負けなければ勝つんですよ!
長かった……子どもとはいえ、本気で逃げようとしているのを邪魔し、押さえて寝かせるのはしんどかった。
本気で戦った後は和解
後日談。
ぼくたち和解しました
うそのようですが、それからというもの、娘はわたしと一緒に寝てくれるようになりました。こんなにハッキリしたきっかけだと親としてやりがいがあります。ドヤー!
負けない事・投げ出さない事・逃げ出さない事・信じ抜く事
やるなら徹底的にやるのがよいと思います。「泣いても喚いてもどうにもならないんだろうな」と思わせることが必要で、心を折り合う心理戦です。隙を見せると泣き喚いてチャレンジしてきます。泣いてもダメだった経験をさせることで、挑みかかってくることがなくなるわけです。
得られた教訓
これ逆のことも同じで、がんばればなんとかうまくいくことを子どもに分かってもらえば、大変でもがんばってくれるようになるんじゃないかなと思います。
大人でもそうですよね。うまくいかないことが続くと心が折れるし、小さくても成功体験を積めばがんばれる。なので、わたしの基本方針はこんな感じです。
今となっては、娘に「今日はパパママどっちと寝る?」と指名してもらったりしています。もちろん指名されない方が自由を得られるので内心ガッツポーズでニヤリ。そこで解散です。
まとめ
子どもの寝かしつけについて経験したことを書きました。子どもと向き合うときは、やるならやり切る・やらないならやらないという断固たる決意が必要かと思います。
寝かしつけプロレスはあまりお勧めできませんが、方針はおすすめです。