内視鏡付き耳かき 自分で耳掃除できる感動

2024年4月14日

今回は、内視鏡付き耳かきを紹介します。いわゆる耳かきスコープってやつでしょうか。

医療用ではなく、おもちゃみたいなもんです。しかし、自分で耳の中を見ながら耳かきできるのは新たな体験でした。

耳垢がカサカサ派の方にはかなりおすすめです。

耳垢について

内視鏡付き耳かきはカサカサ派におすすめしたいんですが、まずは耳垢について基本的なことを知っておきましょう。

耳垢の種類は2つ

一般常識レベルですが、耳垢の種類は2つ。乾燥したカサカサ派と、湿ったベタベタ派です。

日本人はカサカサ派が多いようですが、ベタベタ派の方が優性遺伝らしいです。もしかするとカサカサ派はレア種になっていくかもしれません。

かく言う私はカサカサ派、かさぶたみたいな耳垢です。

カサカサ派は耳掃除が必要ない?

これもよく言われることですが、カサカサ派の場合は耳垢が自然に排出されるので、耳掃除はほぼ必要ないそうです。確かに、ずっと放っておいても耳の穴が塞がるほど溜まったことはないし、自然にポロッと出てくることもあります。

逆に、耳かきをしすぎて傷付けてしまったりすると炎症を起こしたりするので注意。耳の中には神経が通っていて耳かきが気持ちいいんですが、やりすぎは良くないです。

カサカサ派は自分で耳かきが難しい

耳の中は自分では見えないので、耳かきを自分でやるのは結構難しい。

ベタベタ派の場合、押し込んだりしなければ綿棒でやれます。が、カサカサ派の場合は綿棒にくっついてくれないので、耳かきやらピンセットやらで取る必要があります。耳かきはともかく、ピンセットは自分では無理でしょう。

また、耳の中の感覚では耳垢がどこにあるかなんて分かりません。かゆい気がするけど、適当にかいたりするとすぐ痛くなっちゃう……。カサカサ派の悩むところでしょう。

内視鏡付き耳かき

そこで、自分で見ながら耳かきができる、内視鏡付き耳かきが便利!というわけです。

もちろんそれでもかなり難しいんですが、あるのとないのでは全然違います。

買ってみた

なんというか……「ちゃんとしたメーカー」が作ってる「ちゃんとしたやつ」がなかなか売ってないんですが、とりあえず買ってみました。

使ってみた感じ、これは結構おすすめ!

概要

一応、この商品の概要を紹介します。

  • USB接続でAndroid端末かPCで使用可能 専用ソフトで
  • 写真、動画が撮れる
  • IP67防水
  • LEDライトで結構明るい
  • 130万画素 まぁまぁな画質
  • アタッチメント付属(耳かき型、鳥もち型、ワイヤー型)

Android端末は持ってないので、PCに繋いで使いました。

使ってみた

恥を忍んで耳の中を公開しましょう。

内視鏡付き耳かき 専用ソフト
専用ソフトのようす。

このキャプチャはちょっとピンぼけですが、使用した感じではもっとはっきりと見ることができました。黄色っぽいかさぶたみたいなやつが耳垢です。うへぇ!

ちなみに、写真を撮ると↓こんな感じです。

内視鏡付き耳かき 写真
キモいくらいはっきり写る。

耳毛まで写ってますね。

私は結構器用な方だと自負していますが、がんばれば自分でピンセットを使えます。

内視鏡付き耳かき ピンセットを使える
汚ねぇ……

10分くらいで慣れます。

カサカサ派の方はきっと分かると思いますが、自分でこのサイズの耳垢を取った時の感動たるや……。

感想

使用して感じたことをまとめます。

明るさは十分だけどちょっと熱い

耳の中に入るサイズなので細いんですが、明るさは十分。角度を調整すればかなり奥まで見えます。

LEDが発熱するので、耳の中がちょっと熱いです。でも火傷するほどではないかな?ずーっと耳の中に突っ込みっぱなしだとあんまり良くはないでしょう。

コツはやっぱり要る

誰でも簡単に使えるかと言われるとそうでもないです。多少のコツと慣れが必須。ピンセットとなると最高難易度です。

画面を見ながらカメラを動かしてると天地が分からなくなるので、耳かき上のどこが映像上の上にあたるのか印をつけるのがおすすめです。指で触って分かるように小さなポチがあれば良いです。

映像を凝視して作業するわけで、耳かきをどう動かすと画面がどう動くのかが分からなくなるので難しい。どっちが上かが分かりやすくなればかなり違うと思います。

あとは、ピンセットをちゃんと画面に入れること。当然ですが、ピンセットを写さなければ見ないでやるのと同じになっちゃいます。

アタッチメントはいまいち

最初から期待していませんでしたが、アタッチメントはいまいち。

一番よかったのはワイヤー型です。つまめないのがもどかしいですが、こそぎ落とす感じで取れるといえば取れます。

ダメだったのは鳥もち型。粘着力が足りず、ごく小さいものしか取れません。

内視鏡付き耳かき アタッチメント
これでも取れてるんだぜ……

難しいとはいえ、ピンセットとの併用がオススメかも。

練習あるのみです。

まとめ

内視鏡付き耳かきの紹介でした。

結局、耳かきとしてはいまいちですが、耳の中を見れるというのはすごいことです。

ちなみに、歯とか頭皮とかも見れます。なんて楽しいおもちゃなんだ。

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