外付けHDDの中身を換装してみた LaCie LCH-MN2TU3
今回は、外付けHDDの中身を換装してみた話です。
ターゲットはLaCie LCH-MN2TU3、USB接続の2TB HDD。
背景
換装するに至った背景。
とつぜん逝った
nasneに2TB HDDを繋ぎ、大量のアニメを録り溜めていた。
が、ある日突然うんともすんともいかなくなった。手は尽くしたが、復活は叶わず。
わしゃ長いこと生きてきたが、HDDが壊れるなんて始めてじゃ。もしやめちゃくちゃ運が良かったのか?ここで運を浪費していたのかもしれん。
状態
HDDにアクセスするたびに「ピッピッ」と小鳥のさえずりのような音が鳴る。可憐な鳴き声だが、アクセスはできない。
PCに繋いでもマウントされず、デバイスマネージャーでは「デバイスが移行されませんでした」と表示され、エラーコード?は0xC0000719。
ググった感じだと、デバイスが壊れてる、ドライバが壊れてる、などなど。
ドライバ更新してもダメだし、そもそもある日突然死んだので、きっと物が壊れてるんだなという考えに至る。
\(^o^)/オワタ
まだあわてるような時間じゃない
ここで即捨てるようじゃ根性が足りない。さえずる音はビープ音ぽくもあり、HDDからはビープ音は鳴らんだろう、もしやさえずってるのは周辺基板なのでは?という考えから、HDD本体は生存しているという可能性に、ぼくは賭けたい。
HDD自体は生きてるのでは
物が壊れてるとして、壊れたのはどの部分なのか。HDD本体なのか、はたまたコネクタかその他か。我々はその謎を解き明かすべくジャングルの奥地へと向かった。
とりあえず開けてみた
とりあえず中身を見ないことには始まらぬ。

ネジはゴム足の裏に隠されている。ありがちなパターン。

ひたすらネジを外し、脱がす。


すると、基板+HDDが外れる。

基板とHDDはSATAで繋がってるので、そーっと外す。

ここまでくりゃあ普通のHDD。こっちのもんだぜ!
故障箇所の切り分け
HDD単体でPCと繋がるようなら、くっついてた基板の方が壊れてる。HDD単体でもダメなら、HDD自体もうダメってこと。

結局、さえずっていたのはHDD本体。アクセス音がビープ音ぽかったというオチでした。
で、タイトルに「換装」がついてる通りこれは出オチで、つまるところHDDが壊れてたっていう結論なんだよネ。バイバイベイビー。
ということでHDDが生きてるという可能性は絶たれ、涙を吞んでHDD換装へと移行。
HDD換装
ぶっちゃけ新しい3.5インチのHDDを買って挿してケースに収めるだけっス。
使ったHDD
もともとの中身はSeagateのHDDだが、壊れた当のSeagate製をもう一度入れるのもなんか癪だなと思ったのと、やっぱ大和魂ってことで、東芝のHDDを買ってみる。
保証や梱包についての酷評が目立つが、そんなときは家電量販店での購入がオススメだヨ☆
繋いで収めてハイおしまい
あとは上記手順を遡るのみなので接続とかケースとかそのあたりは省略。
nasneに登録しよう
nasneに登録するにあたりフォーマット形式は注意。NTFSもexFATもダメでFAT32のみ。超ワガママ。
macがあれば一瞬で終わる。ちょっと分かりにくいけど「MS-DOS(FAT)」って形式でフォーマット。
さあいよいよnasneに繋ぐぞ!

中身は変われどLaCie Minimus USB 3のままなのであった。
まとめ
外付けHDDの中身を換装してみた話でした。
もともと入ってた容量と違うHDDを入れるのは何となくやめた方がいいと思う。あとSATA接続されてる基板との相性もあるかも。
それを考えると普通に外付けHDDを買ったらいいと思う。なんつってな!