上手なお金の使い方を子どもに教えたい 無駄遣いについて

2023年9月23日

今回は、子どもとお金の使い方について書きます。

みんな大好きイオンに行ったときに、夫婦でお金の使い方について考えが不一致だったことがあるので、その体験についてです。


何を以て無駄遣いとするか

お金を使うときに、何を以て無駄遣いとするか。

明らかに不要なもの・サービスを買うというのは、まあ無駄遣いと言えるでしょう。ではゲーセンで景品が取れないときは?特に済ませたい用事は無いのに有料キッズスペースを利用するのは?この辺になってくると境界線が曖昧になってきませんか?


ゲーセンは無駄遣いである

まず、ゲーセンは無駄遣いである!と言いたい。

例えばクレーンゲーム。もし取れなければ景品を得られずにお金だけ払うことになり、無駄。もし取れたとしても、それまでに払ったお金に見合わない景品であれば無駄。そもそもクレーンゲームの景品に良いものが少ないので無駄!

またはコインゲーム。そもそも勝っても負けても増減するのはあくまでコイン。はい無駄!

ということで、私は「ゲーセンは無駄遣いをする場所である」という強い思いがあります。だってさ、あっという間に1000円とか使ってない?私がゲーム下手だっていうのもありますが、どんどんお金が吸い込まれていきます。

たとえゲームが上手だったとしても、浪費する時間が増えるだけじゃない?得られるものがお金×時間に見合わないと思いませんか?

ちなみに私は幼少のころから、いわゆる「テレビゲーム」はやってきています。なので今でも普通にゲームはやります。でもゲームセンターは違う。ゲーセンに何回か行くのを辞めれば、ゲーム買えるじゃん。家でゲームやった方が素晴らしい体験ができるじゃん!


有料キッズスペースは無駄遣いになり得る

無駄遣いと言い切れないところが悲しいところです。

百貨店?によくある、30分500円とかの有料キッズスペース知ってます?あれのことです。子どもだけ預けておける場合もあれば、大人同伴必須もあります。料金は都会度によりまちまちですが、だいたい30分500円とかですかね。横浜とか大都会になると目玉が飛び出る価格になっていたりします。

はてさて、果たしてこの有料キッズスペースを利用することは無駄なのかどうかだが……

まぁだいたいは大人同伴なんですよ。何かあったときに責任取れないし、見切れるほど人員を配置してないことがほとんどです。なので夫婦どちらかが付くわけ。

それでやってることといえば、たいていは家とか児童館とかで遊んでるようなことじゃない?有料キッズスペースでしかできないことって少なくない?そもそもそこでしかできない何かがあれば、料金はそれなりに高くなってるし。

大人がついて子どもが普通に遊んでるだけで30分500円は高くない?

適当にぶらぶらしたりアイス食べたりしてたら30分てあっという間じゃない?ガチャポンとかあるし(それも無駄っちゃ無駄だけど、物が残るから…)。そしたら買い物とかできちゃうような気がするけど……。

ただ無駄だと言い切れないのは、どういう子どもかによって違うからです。適当にぶらぶらできないほどすぐどこかに走って行っちゃうとか、すぐ飽きて駄々こねるとか、ごはんあんまり食べないから余計なもの食べさせたくないとか、そういう諸々の事情によって仕方なく有料キッズスペースで時間を潰させるしかない、というのも分かります。

それにしたって高いよ……。


子どもにデパートは早い

私は前述のように考えていたんですが、夫婦で価値観の不一致がありました。

有料キッズスペースを見て遊びたくなった5歳娘。そこで遊ばせておくほど他に用事もないので遊ばせたくない私。おもちゃを引き合いに出しても引かない娘。

結局、娘は妻同伴でキッズスペースに。2歳息子は私とその辺をぶらぶら。おう……。帰り際に娘がボソッと「やっぱりおもちゃがよかった」と言ってました。お、おう……。

経験が足りていない分、最終的にどうなるかという想像ができてません。刹那の楽しみを優先してしまい、長く残るものがない。どっちが良い悪いというのは一概に言えないとは思いますが、親としてどうしてほしいかというのはあります。

やっぱり払った対価相応かそれ以上の物を得て、それを大事にして、いよいよお別れするときには名残惜しんでほしいのです。せっかくお金を使うのであればそういう使い方をしてほしいと望んでいます。「物より思い出」を否定するつもりは全くありませんが、少なくとも無駄遣いはしてほしくない。

上手なお金の使い方について、これから一緒に考えていくことにします。


デパートは買い物するところだ

結局、デパートは買い物するところなんですよ。まだ小さい子どもが楽しめるようなところじゃない。当たり前なんですが、その認識が薄くなっていました。家族みんなで行く場合は、それなりの覚悟で行くべきなんです。どうやって時間を潰すか。あれは戦場です。

もう少し大きくなったら、買い物することの悦びを覚えることでしょう。それはそれでヤバそうだ。

広告

family