家の話 引越しに伴うインターネット回線の導入の注意点

2023年9月23日

新築戸建に引越し、インターネット回線を導入しようとしていろいろあったので、そのことについて書いておきたい。

まあいろいろとあって、ネット回線が開通するまでに入居してから1ヶ月ほどかかった。調べると2ヶ月も3ヶ月もかかった人もいるので、もしかするとマシな方なのかもしれない。

が、今思えばたぶんもっとうまくできたはず。うちの場合はダメだったが、ポイントを押さえていれば入居初日からだって使えたはず!

インターネット回線導入時に気にするべきこと

さっそくだけど、新築戸建にネット回線を導入するときに気にするべきことは何か。もともと誰か住んでて既に回線が来てる住居であればいいんだけど、まっさらな状態で導入するとなると気にするべきことがちょっとある。

  • 回線のエリア内か
  • 電柱はあるか
  • 回線工事の予約

回線のエリア内か

まずは基本的なこととして、契約しようとしてる回線が使えるエリアかどうか。

まだまだ地域格差がある

インターネッツが普及してだいぶ経った2021年現在でも、ネット回線の有無はまだまだ地域格差がある。電気・水道ほどには誰しも当たり前に使えるようなもんじゃないのだね。

会社ごとにエリア確認できるようになってるかと思うので、よーく調べておくのがよろしい。

回線事業者がいっぱい

これは分かってればそりゃそうな話なんだけど、「インターネット回線」といっても提供する回線事業者がけっこうあったりする。知ってました?

ちょっと前までは、インターネットといえばNTT、フレッツ光だ!という感じだった気がする。今はNTT以外にもauとか携帯電話系の会社のやつもあるみたいだし、ケーブルテレビ会社でも回線契約ができる。

さらに、昔は回線事業者とプロバイダとで別々に契約してたやつが今は「光コラボ」なるものがあり、プロバイダが回線の方もひっくるめて扱っていたりする。光コラボだと自分の回線なのか他のやつに乗っかっているのか分かりにくい。

普段使ってる上ではこんなこと別に気にしなくてもインターネッツは大丈夫。だがしかし、いざ工事するとなると誰の回線なのかということが効いてくるのであった……。

高速Wi-Fiなんて夢物語だ

入居後しばらくネット回線がなかったのでポケットWi-Fiを借りた。

最近ではWiMAXやら5Gやら、なにやら無線業界も盛り上がってるわけだが、ありゃぜーんぶ大都会 東京の話である。

ここ埼玉では電波は飛んでいない。10年弱前に4GだLTEだと盛り上がったのが懐かしいが、そこから何も変わってなどいない。

WiMAXをあてにしてはいけない。そんな電波など飛んではいない!

電柱はあるか

インターネット回線には電柱が必要である。そう、インターネット回線には電柱が必要なんだ!

電気だけじゃないんだよ

電柱が引っ張ってきてくれるのは電気だけじゃない。インターネット回線も同じように、電柱に沿わせて線を引っ張ってくる。

電柱を伝う線をよーくみると、太かったり細かったり実はさまざま。実際に工事のときに見せてもらってびっくりしたけど、光回線の線はめちゃくちゃ細い。

それを各住居に引っ張らないとネット回線は使えない。

電柱っていつ建つか知ってるかい

新しく家を建てる場合、そこには電柱はない。誰かが気を回してくれて、始めて電柱は建つ。電柱は気遣いによって建つ。

建物を建築中に使う電気というものは、仮設で適当なところにかわいいミニ電柱を建て、適当なところからいい感じに電気を引っ張っている。なので建築中はアンペア数は低いものの電気が使える。

そこに電柱は建っているか

ただしインターネット回線はそうはいかない。かわいい仮説電柱では引っ張れない。立派な電柱が必須なわけだ。

電柱が当たり前にあると思ったら大間違い!インターネット回線を引こうと思ったら電柱に思いをはせるべき。気遣いを待つのではなく、自分で取りに行く気概が必要である。

回線工事の予約

引越し日が確定した瞬間に回線工事の予約をすべき。というより回線工事に合わせて引越しすべき。なんなら引き渡し前でもハウスメーカーや工務店と相談して、工事だけでもやらせてもらうべき。

とにかく時間がかかる

工事自体は2時間弱でパパッと終わる。問題は予約の取れなさ。

1ヶ月後とか普通。繁忙期は引越しと重なるので、そういう時期に引っ越す場合はネット回線工事も要注意。

このご時世、1ヶ月ネット無しってヤバい。先述の通り、ポケットWi-Fiには期待できない。

回線を持つ事業者が強い

光コラボとかの弱点はここなんじゃないかと思う。回線を自分で持ってない事業者の場合、さらに時間がかかる気がする。

回線を持たない場合、いざ工事するとなるとNTTなどの回線事業者にお伺いを立ててからの工事になる

早めに予約して、特に何のトラブルもなければすんなりいく。がしかし、予想外の何かがあり日程再調整になったら最悪。再度お伺いを立て、そこから日程調整。ヤバい。

工事するとなると誰がどう動くのか、という観点で考える必要がある。盲点だった……。

光コラボとか使ってるとやめられないと思うが、新築戸建への引越しの際は本気で考えるのをおススメしたい。

ちなみにうちは光コラボで「いつになるか分からない」という状態だったが、NTTとの直接契約に切り替え日程調整したところ2週間弱でいけた。神対応。

たまたまキャンセルがあって隙間があったということもあるが、そういうところをサッと押さえてくれるあたりサスガ。違約金プライスレス……。

まとめ

引越しに伴うインターネット回線導入の注意点について書いた。

一歩間違えればドツボにハマる回線工事。慎重に、かつ迅速に対応いただきたい。イヤー大変だったヨ!

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