家の話 オール電化

2023年9月23日

今回は家の話、オール電化についてです。

今やオール電化もだいぶ普及して当たり前になってきました。オール電化について思うところを書きます。

オール電化について

まずは念のため、オール電化について。

家の熱源をすべて電気で賄う

オール電化というだけあって、全部電気にするってことです。ガスは使わないってこと。

キッチンのコンロはIH。給湯器はエコキュートなど電気でお湯を沸かすもの。暖房も、最近流行りのガス衣類乾燥機も、およそガスを使うものは無し。すべて電気です。

とはいえ薪ストーブとか導入してもオール電化はあり得るので、全部電気というよりは「ガスを使わない」ということをオール電化と呼ぶような気がします。

ガスが無いから安全

まぁ今どきガス爆発の可能性がどんだけあるのか?という話ですが……可燃性ガスを使用しない分、オール電化の方が安全といえば安全ではあります。

電気の方のリスクと言えば、オール電化だからといって感電のリスクが高いわけじゃないかな。電磁波がどうこうというのは難しいところですが……。

いずれにしても、ガスで大爆発よりはいいんじゃないすかね。そんなによくあることじゃないけど。

低コストにできる可能性もある

オール電化にすれば無条件でコストが下がるということは無いと思いますが、電気だとちょっと工夫する余地があります

例えば夜間の電気代が安いプランがあります。安い時間帯にお湯を沸かしておく等、電気を使用する時間帯をずらすことでコストを下げることができます。

ガスだといつ使っても一律で同じなので、そういう意味で電気は工夫の余地があります。

いる派の意見

オール電化は賛成です。

将来性がある

おそらく意見が分かれるところだと思いますが、ガスよりも電気の方が将来性があると思っています。

「家庭にも直流電流を!」とか話があがったりしますが、電気の方はいろいろと工夫する余地があるんです。電気に関しては将来的に今よりも改善する可能性がある、と個人的には考えています。

逆にガスは、ガス管を配備して各家庭に届けるか、プロパンみたいにガスボンベを届けるか、くらいじゃん?あとはいかに安全にするかくらいのもんで、もう成熟してるんじゃないかと思ってます。

太陽光、蓄電池の将来性

さすがにガスは地中を掘り進めて自給するのは厳しいと思いますが、電気は太陽光で気軽に(?)発電できます。

今はまだ家庭の使用量すべてを太陽光発電で賄うほどの発電効率ではないですが、改善の余地があります。もし将来的に太陽光発電がすげーことになったとき「電気代はタダ、ガスが無ければなぁ……」ということになったらもったいないなと思います。そんなことになる日がいつ来るかっていうと来ないかもしれませんが、まぁ可能性としてネ。

蓄電池も同様。今はまだコストが高すぎて導入は難しいですが、こちらも将来的に性能が上がった場合にガスが邪魔になってくるんじゃないかと睨んでいます。

そういったわけで、電気には未来を感じているわけです。

電気自動車との相性

自動車においては割と近いうちにガソリンから電気に変わってゆくでしょう。そうなったときに、自動車を蓄電池として使用できるような未来があります。

これも上記同様、エネルギーを一本化しておくことがメリットになるかなと思います。EV、早く安くならないかなー。

ガス管を引っ張らなくていい

ガス派であればプロパンは高いので都市ガスにしたいと思いますが、例えば土地を探すときなんかに、都市ガスがあるかどうかを気にしなくて良いです。

都市ガス可だとしても、近くまで来てるパイプから家まで管を引っ張ってくる工事が必要だったり。

ガスを使わないことで、そういった初期費用を気にしなくて良くなるメリットがあります。太陽光も初期投資ですが、こっちは発電で回収できるから……。

ガス爆発が怖い

と妻が申しております。

まとめ

オール電化について、いる派の意見でした。

化石燃料を家の中で燃やすなんて洞窟で暮らす原住民みたいなこと、時代錯誤だと思いませんか!?

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