家の話 蓄電池

2023年9月23日

今回は家の話、蓄電池についてです。

これからは一家に一台、電池が設置される時代が来るかもしれませんが、まだ早いかも。

蓄電池について

そもそも家に電池をつけるとはどういうことか。

電気を貯めておく

電池というくらいなので、蓄電池を家に置くということはそこに電気を貯めておくわけです。

災害時や停電のときに貯めておいた電気を使えるので、非常用として蓄電池があると安心です。

太陽光発電との相性

蓄電池は太陽光発電と相性が良いです。

2021年時点で既に太陽光発電による売電価格が落ちてきています。余った電気を売って儲けるような時代じゃない。さらには、実は年々電気代がコッソリ上がっています。そんなわけで、なるべく自家消費したほうがお得です。

ギンギラギンに晴れた日だと消費量よりも発電量が上回ります。その余剰分を売るよりは蓄電池に貯めておいて、太陽が隠れた夜に消費するというわけです。太陽光発電を活かしきるために、蓄電池は相性が良いと思います。

いらない派の意見

悩みますが、まだいらない派です。そう、「まだ」です!

高い

ただただ純粋に、値段が高い。初期費用が高すぎて手が出せません。安かったら付けたいんです。

理由としてはこれだけ……年々下がってはいるんですが、まだ時期尚早という判断です。うーん惜しい。

やるなら太陽光とセットで

蓄電池を設置するなら太陽光とセットがいいと思います。昼間の余剰分でどのくらい貯められるかは要検討です。

なお、夜中に安い電気代で充電するから得になるはず、というのはどうかなーと思ってます。

オール電化の普及により夜中に電気をたくさん使う家庭が増えれば、そもそも夜間料金が安いプランも将来的にどうなるか分かりません。もともとは消費が少ない夜間の電力をもっと使ってもらおうという流れで夜間料金プランができた気がするので、それが解消されればたぶんプランも無くなっていくでしょう。

夜間充電を前提にすると後に赤字の危険性もあるので、電気を自分で生み出せる環境があったほうが安心かと。

なので、太陽光と蓄電池をセットで付けておけば、将来的にはお得になるはず。

元は取れる気がする

各家庭でちゃんと計算する必要がありますが、蓄電池がもうちょっと安くなれば元は取れる気がします。

先述の通り電気料金は上がってきていて、もしかするともっと上がる可能性もあります。夜間料金も廃止される可能性だってあります。そうなったらさらに元が取れる気がする……。

ま、元が取れるというよりは料金高騰のあおりを受けずに済む、というのが正しいかも。

EVを蓄電池に

EV(電気自動車)を蓄電池としても使うというのもあります。でも昼間にどこか載っていっちゃうと充電できんしな。そもそもEVが高いし。

準備だけしておく

今はコストが高い蓄電池ですが、安くなってきていざ設置しようとしたときにスペースが無いとか配線できないとかで困らないように、将来を見越してあらかじめ準備する必要があります。

これから家を建てるのであれば、スペースなり配線なり何なりを検討しましょう!

まとめ

蓄電池について、欲しいけど買えない派の意見でした。

将来的に電力会社にいじめられないよう、なるべく自己完結できるような設備を備えておきたいもんです。

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