Synology DS218 DDNS設定

2023年10月9日

Synology DS218のDDNS (Dynamic Domain Name System)を設定する方法です。

あらかじめいくつかのサービスがDDNSサービスプロバイダとして選択肢に登録されているので、それを使うと簡単です。

ちなみに私はFreeDNSを使ってますので、よかったら↓こちらもどうぞ。

DDNSとは

Dynamic Domain Name System.そのまんまですが動的なDNSです。

例えば、環境にもよりますが大抵の場合は自宅に割り振られるIPアドレスは、実はころころ変わります。インターネットサービスプロバイダがIPアドレスの数を節約するため、使ってない人のIPアドレスを取り上げて、別の人のために割り振るからです。(固定のIPアドレスを割り振ってもらう契約もあります)

IPアドレスが変わると、ドメイン名との紐付けがうまくいかず自宅サーバにアクセスできなくなったりします。

そこでDDNS。自分のIPアドレスを、定期的にDNSサーバに教えます。

こうすることで、IPアドレスが変わったとしても、ドメイン名でアクセスできるというわけですね。

設定方法

Synology DS218にてDDNSを設定する方法です。DS218じゃなくてもDSMが共通なので、他のNASもほとんど同じだと思います。

DSMにログインし、コントロールパネルを開く

まずはDSMにログインし、コントロールパネルを開きます。

Synology DS218 DDNS設定 コントロールパネルアイコン

「外部アクセス」を開く

「外部アクセス」を開きます。「接続性」カテゴリの下にあります。

Synology DS218 DDNS設定 外部アクセスのアイコン

DDNSを追加

さっそくですが、DDNSを追加します。とりあえず追加ボタン。

Synology DS218 DDNS設定 追加ボタン

そのあと、所定の欄に入力です。↓これは登録後の画面なので多少違うかもですが、まあだいたい一緒です。

Synology DS218 DDNS設定 設定画面

サービスプロバイダ

DDNSを提供しているサービスの名前。逆に言えば、ここのリストの中にあるサービスに登録すれば、簡単にDS218に登録できる。

ホスト名

DS218自身。まあ自分のドメイン名。

ユーザ名/Eメール

DDNSサービスに登録した際のユーザ名とE-mailアドレス。DS218はこの情報を使って、登録したDDNSサービスに勝手にログインしてIP addressを更新してくれる。たぶん。

パスワード/キー

ユーザ名とかと同じ。

外部アドレス(IPv4)

外側から見たDS218のIP address。たぶん勝手に入ってると思うが、変更も可能。

ステータス

DDNSサービスにログインしてゴニョゴニョできていれば、ここが「正常」になるはず。ならなければユーザ名やパスワードを確認。DDNSサービスへのログインは「テスト接続」ボタンで確認できる。

ステータスを確認してうまくいっていれば、DDNSの設定は完了。あとは勝手にDS218が更新してくれます。

更新周期とか細かい設定は無いですが、まあ適宜やってくれてるんだきっと。

Synology DS218 DDNS設定 ステータス確認

まとめ

Synology DS218のDDNS設定でした。

手順も少ないし、かんたん!

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