家の話 高気密高断熱と部屋干し

2024年4月14日

今回は家の話、高気密高断熱と部屋干しについてです。

二つの関連がパッと見で分かりにくいですが、そのあたりの見解をまとめようと思います。

高気密高断熱の特性を生かす

最近は高気密高断熱が良いとか悪いとか議論されるようになっています。

高気密高断熱だから乾燥?

「高気密高断熱の家は冬の乾燥が酷い」というのはちらほら見かけます。が、高気密高断熱に限った話ではなく、冬の外気は乾燥してますので加湿しないとそれが目立つだけです。

夏は湿気が高いのでエアコンなどで除湿する必要がありますが、冬は湿度が低いので積極的に加湿しないといけません。

加湿の手段

冬の時期、高気密高断熱の住宅においては加湿が必要です。

加湿器はもちろんですが、風呂・洗濯物も加湿する手段になります。換気・調湿を考慮しないと一部屋だけビチャビチャになりそうですが、うまくやれば加湿器をガンガン使う必要もなくそういう意味ではエコです。

部屋干しで加湿

洗濯物を乾かす際には、外干し・部屋干し・乾燥機などありますが、加湿の観点から部屋干しがいいかと思います。

せっかくの湿度だから

「もったいない」の精神です。洗濯物にせっかく湿度があるので、電気の力で加湿する加湿器を洗濯物で助けようという考えです。

関東は冬でもすっきり晴れて乾燥してるので外干しでも乾くんですが、あえて部屋干しに。乾燥した暖かい室内であれば洗濯物も乾きやすそうだし、早く乾かしたいならサーキュレータで風を当てればより良いかと思います。それで室内を加湿するできるんだから一石二鳥です。

電気がもったいない

「乾燥機が便利すぎてやめられない」という意見が多く見られます。干さなくていいのですごく楽だそうです。

確かに干す手間が省けるのは魅力的ですが、わざわざ電力を使って湿気を捨てるのがもったいないと感じてしまうのは貧乏性だから?

生乾き臭と殺菌効果

洗濯物が乾くまでに時間がかかってしまうと菌が増殖して生乾き臭の原因になったりするそうな。天日干しの紫外線による殺菌効果が無いのと、乾くまでの時間がどの程度なら許容できる臭いになるのかは環境と工夫でどうにかできると考えています。

まずはやってみて、ダメなら工夫すりゃいいかな。

まとめ

高気密高断熱と部屋干しについてでした。

外に干さないということはベランダも不要になるので、その点でも一考の価値ありかと。

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