家の話 洗濯機の混合栓
今回は家の話、洗濯機の混合栓について。
洗濯機の水栓を単水栓か混合栓か選べるというのも注文住宅ならでは、かなと。
些細なことかもですが、気になる人は気になる……し、影響は大きいと思います。
単水栓・混合栓
気にしない人は本当に気にしないと思うので、まずは単水栓と混合栓について簡単に。
単水栓
単水栓というのは、お湯または水どちらかしか出せない水栓です。
せっかくなのでアフィリエイトもろとも画像貼りますが、ひねるところが一個しかないやつ。
水かお湯か変えられないやつですが、お湯しか出ないのは見たことないですね。だいたいは水だけじゃないかな。
混合栓
混合栓というのは、お湯と水が混ざって出てくる水栓。なのでひねるところが二個ついてます。
水だけでもいいし、お湯をちょっと混ぜてぬるま湯でもいい。給湯器の設定次第では熱湯だって出せちゃう。
混合栓の要否
私は混合栓つけたい派なので、良さに重きを置きつつ長所と短所をまとめます。
汚れや臭いが落ちるような気がする
詳細に検証したことはないんですが、洗濯物の汚れ・臭いが水よりもお湯のほうが落ちるような気がする。
血液とかはお湯ダメですが、染み抜きとか手で洗うときにお湯の方が落ちる気がしない?皿洗いのときとかも、油汚れは水よりお湯のほうが絶対落ちますよね。そういう体験のバイアスがあるとはいえ、何となく汚れが落ちやすい気分。
洗剤が溶け残らない気がする
水でも溶け残りにくくする方法は確立してますが、やっぱり冷水よりはお湯のほうが洗剤が良く溶けます。
このメソッドに従わない妻が洗濯するときは、溶け残った洗剤が洗濯物に付着していることがちょいちょいありました。が、お湯で洗濯すると溶け残りが無くなったような気がします(少なくとも私は観測していない)。
液体洗剤つかえばいいのかもしれんけど……粉洗剤の方が洗浄力が高いってどこかで見たから!
冬とか特に水つめたいから効果てきめん!
洗濯機の清掃が楽ちん
最近はもっぱら一般的になりましたが、洗濯機にお湯を張り酸素系漂白剤をぶち込みしばらく放置する、というのが洗濯機の清掃です。
バケツでお湯を運んだりヤカンでお湯沸かしたり、洗濯機にお湯を張るのが結構大変だったりするんですが、混合栓があれば大丈夫!給湯器で熱湯設定して注げばめちゃくちゃ簡単にできます。
そんなに頻繁にやるようなことでもないんですが(うちでは)、やる気が減衰しててもできる簡単さです。
電気代・ガス代との闘い
お湯が出るというだけでいいことばっかりあるようですが、お湯を使うということはお金がかかります。オール電化であれば電気代に、ガス給湯器ならガス代に跳ね返ってきます。
ガスならまぁ使った分だけ払えばいいので良い。でもオール電化の場合は大抵、エコキュートにお湯を沸かしておいてそれをやり繰りしてます。洗濯でお湯を大量に使うことになるので、それも加味してタンク容量を決める必要があります。
ま、混合栓は調整がきくので、「熱いお湯」にするか「冷たくない水」にするか自由です。サイフ・タンク容量事情に合わせて調整すりゃいいので、やっぱ混合栓は付けておくのがいいと思います。
ちなみに混合栓にする費用は、3万円弱くらいだったような。メーカー・工務店によると思いますが、最初から言っておけば大工事にはならないはずです。
衣類が痛む?
お湯で洗うと衣類によっては傷みやすいもの、色落ちしやすいものもあるとか。
今のところボロボロになったりはしてませんが、繊細なお洋服をお持ちの方は注意が必要ですわ。熱湯じゃなければ大丈夫だと思いますが、心配ならタグ確認すりゃいいです。
まとめ
洗濯機の混合栓について書いてみました。
最近は洗濯機の方に湯沸かし機能がついてたりするそうな。湯洗いの時代が来る!